氷川きよし・演歌名曲コレクション4〜番場の忠太郎〜

氷川きよし・演歌名曲コレクション4〜番場の忠太郎〜

『氷川きよし・演歌名曲コレクション4〜番場の忠太郎〜』は、演歌歌手・氷川きよしが2004年9月1日にリリースしたアルバムです。発売元はコロムビアミュージックエンタテインメント。

このアルバムは、氷川きよしのオリジナル楽曲と、昭和を彩った数々の名曲カバーで構成されています。彼の力強く、かつ情感豊かな歌声は、演歌ファンのみならず、幅広い世代の音楽ファンを魅了し続けています。

収録曲

ディスク1には、オリジナル楽曲が収録されています。松井由利夫作詞、水森英夫作曲によるタイトル曲「番場の忠太郎」は、股旅演歌の王道を行く作品で、氷川きよしの熱唱が光ります。他にも、「霧の中の愛子」「青龍」「ハマナス旅情」「人情取手宿」「東京夢の街」「赤い傘」「きよしのドドンパ」など、バラエティ豊かな楽曲が並びます。これらの楽曲は、伊戸のりお、石倉重信といった著名な編曲家によって、氷川きよしの歌声を最大限に引き出すアレンジが施されています。

ディスク2には、昭和歌謡の名曲カバーが収録されています。春日八郎の「赤いランプの終列車」、岡晴夫の「東京の花売娘」、三橋美智也の「おんな船頭唄」、神戸一郎の「銀座九丁目水の上」、青木光一の「小島通いの郵便船」、城卓矢の「骨まで愛して」、岡本敦郎の「高原列車は行く」、児玉好雄の「無情の夢」、小畑実、藤原亮子の「湯島の白梅」、霧島昇の「誰か故郷を想わざる」といった、誰もが一度は耳にしたことのあるであろう名曲が、氷川きよしの新たな解釈によって蘇ります。これらのカバー曲は、石倉重信のアレンジによって、原曲の良さを残しつつ、氷川きよしの個性が際立つ仕上がりとなっています。

特徴

このアルバムの特徴は、オリジナル楽曲とカバー曲のバランスの良さです。オリジナル楽曲では、氷川きよしの新たな一面を垣間見ることができ、カバー曲では、彼の歌唱力と表現力の高さを改めて認識することができます。また、編曲陣の豪華さも特筆すべき点です。伊戸のりお、石倉重信といった、日本の音楽界を代表するアレンジャーたちが、氷川きよしの歌声を最大限に引き出すアレンジを手がけています。

『氷川きよし・演歌名曲コレクション4〜番場の忠太郎〜』は、氷川きよしの魅力を余すところなく堪能できる、聴き応えのあるアルバムです。演歌ファンはもちろんのこと、昭和歌謡ファンにもおすすめの一枚と言えるでしょう。

もう一度検索