永原和可那

永原和可那 - 日本の女子バドミントン選手

永原和可那（ながはら わかな）は、1996年1月9日生まれの日本の女子バドミントン選手で、現在は北都銀行に所属しています。彼女は北海道の河西郡芽室町出身で、幼少期からバドミントンに親しんできました。

経歴

永原は芽室町立芽室小学校でバドミントンを始め、2007年には第15回全国小学生バドミントン選手権大会に出場しましたが、初戦で敗退しました。その後、芽室町立芽室中学校に進学し、2010年には全国中学生バドミントン選手権大会に挑戦し、3回戦まで進むもそこで敗れました。

中学校卒業後は青森山田高等学校に入学し、2013年には北部九州インターハイでダブルス部門に出場。宮浦玲奈とペアを組んで団体戦で優勝し、個人戦でもダブルスの決勝を制して優勝を手にしました。高校卒業後、北都銀行に就職し人事部で働きながら、バドミントン部にも所属しています。

国際大会での活躍

2016年には日本B代表に選出され、国際試合に出場しました。2017年の全日本総合バドミントン選手権大会では、見事準決勝に進出し3位入賞を果たし、これが評価されて2018年度のA代表に昇格しました。

2018年は、全英オープンで3位に入賞した後、世界バドミントン選手権大会にも出場。そこでの試合ではリオデジャネイロオリンピックの金メダリストペアに勝利し、決勝では福島由紀＆廣田彩花組と対戦。壮絶な戦いの末、見事勝利を収め、日本選手として41年ぶりとなる世界選手権制覇を達成しました。

さらなる挑戦

2019年にはアジア選手権で準優勝、世界ランキング1位にも初めて選出されました。そして、8月の世界バドミントン選手権大会では再び決勝に進出し、連覇を達成しました。これは日本勢初となる快挙です。また、同年9月には松本麻佑と共に道民栄誉賞を受賞しました。

2019年の全日本総合バドミントン選手権大会では、福島＆廣田のペアと再戦し、見事に勝利を収めて自身初の優勝を飾りました。

東京オリンピック

2020年には東京オリンピックにおいて、再び松本とペアを組み女子ダブルスに出場しました。リーグ戦では3連勝を収めたものの、準々決勝で韓国ペアに敗れ、4強入りは果たせませんでした。

まとめ

永原和可那は、数々の大会で優秀な成績を収めてきた実力派のバドミントン選手です。彼女の歴史は、努力と情熱で彩られ、今後のさらなる活躍が期待されています。

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