永露元稀

永露 元稀（えいろ もとき）

永露元稀は、1996年6月8日に福岡県春日市で生まれた日本の男子プロバレーボール選手です。彼は、小学校4年生のときにいとこの影響を受けてバレーボールを始め、その後、東福岡高等学校を卒業し、東海大学に進学しました。大学ではセッターとしての道を歩み始め、さまざまな代表選手としてのキャリアを築いていきます。

来歴

永露は、大学に進学した2015年から本格的にセッターとしての技術を磨き始めました。その年、彼はU-23日本代表に選出され、アジアU-23選手権に出場。また、同年にはU-21代表にも選ばれ、世界ジュニア選手権でもプレーを果たしました。これらの経験は、彼の選手としての成長に大いに寄与しました。

2018年には、日本代表登録メンバーに名を連ね、アジア競技大会にも出場。同年、豊田合成トレフェルサ（現在のウルフドッグス名古屋）の内定選手となり、プロの舞台での試合にも参加しました。2019年には大学を卒業し、正式に豊田合成に入団しました。この時期、彼のプレースタイルは更に洗練され、チームの中心選手としての地位を確立していきました。

2021-22シーズンが永露にとっての転機となり、新監督クリストファー・マクガウンによってスタメンセッターに選ばれました。彼はチームの天皇杯優勝とV1準優勝に大きく貢献し、ファイナルでは自身の責任を感じ涙を流す場面もありました。この時、マクガウンからの指導を受けてブロック力も向上し、彼のプレーにさらなる深みを加えました。

2022年、再び日本代表に登録され、フィリップ・ブラン監督のもとでブロック強化に貢献する期待がかかりました。ネーションズリーグやAVCカップなどの国際大会にも出場し、プロ契約を結びプロバレーボール選手としての活動を本格化させました。2022年6月1日より、彼はウルフドッグス名古屋の一員として新たなスタートを切りました。

2024年5月10日には、ウルフドッグス名古屋からの退団が公式に発表され、続いて6月5日に大阪ブルテオンへの入団が決まりました。彼の今後の活躍が期待される瞬間です。

球歴

• - ジュニア日本代表

- アジアU-23選手権（2015年）
- 世界ジュニア選手権（2015年）

• - 日本代表

- ネーションズリーグ（2022年、2023年）
- アジア競技大会（2018年）
- AVCカップ（2022年）

所属チーム

• - 東福岡高等学校（2012-2015年）
• - 東海大学（2015-2019年）
• - ウルフドッグス名古屋（2019-2024年）
• - 大阪ブルテオン（2024年-）

永露元稀選手は、その成長と進化を続け、多くのファンを魅了しています。今後も彼のさらなる活躍に注目が集まることでしょう。

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