汐博

『汐博』と『冬の汐博』：日本テレビが贈る汐留の夏の祭典と冬の風物詩

2010年から2014年にかけて、東京・汐留の日テレプラザを舞台に、日本テレビが毎年夏に開催していた大規模イベント『汐博（しおはく）』が開催されました。 『汐博』は、以前開催されていた『GO!SHIODOMEジャンボリー』をリニューアルしたもので、汐留シオサイトの夏イベントと一体化して誕生しました。

『汐博』のキャッチフレーズは「テレビもりもり、テンコ盛り!!」。日本テレビの人気番組、『世界の果てまでイッテQ!』、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』などをはじめとした様々な番組をテーマにしたブースや、グッズ販売、飲食店、そしてステージライブなどが展開され、来場者を楽しませました。入場は無料で、一部有料のアトラクションも用意されていました。

毎年8月には『24時間[[テレビ 「愛は地球を救う」]]』が放送されますが、『汐博』開催期間中も、特設ブースや募金箱が設置され、イベントと連動した形でチャリティー活動が行われていました。2011年からは、イベント収益の一部が『24時間テレビ』を通じて東日本大震災の復興支援などに寄付されました。

2011年には、震災からの復興を支援する「頑張れニッポン!元気計画!!」というサブキャッチフレーズが追加され、イベント規模も拡大。公共地下歩道にもアトラクションが設置されるなど、工夫が凝らされました。また、節電対策も積極的に行われました。

『汐博』は2014年を最後に発展的解消を迎え、2015年からは後継イベント『超☆汐留パラダイス!』へと引き継がれました。

『汐博』の主な内容

『汐博』では、各人気番組を題材にした多彩なアトラクションや企画が実施されました。
例として、以下のようなものが挙げられます。

人気番組をテーマにしたゲームや体験型イベント: 『世界の果てまでイッテQ!』、『TORE!』、『笑点』、『スッキリ!!』、『ZIP!』など、様々な番組の世界観を体験できる企画が多数展開されました。
ステージイベント: 多くのアーティストやタレントが出演するライブや、番組の公開収録などが行われました。
スタンプラリー: 会場内に設置されたスタンプを集めると、特別な特典がもらえるスタンプラリーも開催されました。年によってテーマが変わり、『中井正広のブラックバラエティ』や『HUNTER×HUNTER』などを題材にしたスタンプラリーなどもありました。
番組関連グッズの販売: 各番組のグッズを販売するブースも設置されていました。

日テレタワーや、SHIODOME-AX（汐留AX）といった会場内各所を舞台に、多様なイベントが展開され、夏休みの思い出作りに貢献しました。

『冬の汐博』

『汐博』と同様、日本テレビが主催する『冬の汐博』も、毎年12月に日テレプラザで開催されていました。こちらは『汐博』の冬季版という位置づけで、期間は『汐博』と同様に2010年から2014年まででした。

『冬の汐博』でも、クリスマスツリーやイルミネーションなど、冬の季節感あふれる装飾が施され、家族連れなどが楽しめる企画が中心でした。 『イッテQ!』のツリーや、人気映画を題材にしたブースなどが設置されていたようです。

まとめ

『汐博』と『冬の汐博』は、日本テレビの人気番組を題材にした様々な企画を通じて、多くの来場者を楽しませ、夏と冬の汐留を盛り上げる一大イベントでした。無料入場ということもあり、多くの人が気軽に楽しめる点が魅力でした。これらのイベントは、現在も続く『超☆汐留パラダイス!』へと受け継がれ、その伝統は今も息づいています。

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