汐留出入口

汐留出入口について

汐留出入口（しおどめでいりぐち）は、東京都中央区と港区の境にある首都高速道路の都心環状線に設けられたインターチェンジです。この出入口は、海岸通りに位置しており、浜崎橋JCT方面へ行くための入口のみが設けられたハーフインターチェンジです。これにより、主要な交通路へのアクセスが容易になっています。

料金所の施設

汐留出入口の料金所は、3つのブースから成り立っています。その内訳は、ETC専用および一般車両用のブースが2つ、現在閉鎖中のブースが1つという構成です。これにより、多様な車両に対してスムーズな通行が提供されています。

接続道路と周辺の環境

この出入口は、東京都道316号日本橋芝浦大森線（海岸通り）に接続し、周辺には新橋駅や汐留駅、さらには浜離宮恩賜庭園や汐留シオサイトといった観光スポットも存在します。これにより地元住民や観光客にとって非常に利便性の高い地点となっています。

隣接する道路および交通機関

汐留出入口は、首都高速都心環状線と接続しており、隣には銀座出入口や浜崎橋JCTが位置しています。これにより、都心の各エリアへのアクセスが非常に便利です。さらに、近隣には他の高速道路への接続もあるため、効率的に目的地へと移動することが可能です。

仮乗継所の設置

2012年から2013年にかけて、汐留JCTから東京高速道路新橋出入口間が通行止めとなったことで、汐留出入口に仮設の料金所が設置されました。この乗継所は、ETC非搭載車が都心環状線内回りから東京高速道路を経由し、八重洲線に進む際に必要でした。この際、乗継券が発行され、いったん一般道に降りた後に新橋出入口からの再入場を求められるルートが設定されました。この乗継券は、30分間のみ有効とされていました。

汐留入口の本設工事

汐留出入口の利用に関しては、2011年から東京都の都市計画事業に基づく暫定運用が行われていましたが、正式な整備工事が決定されました。この工事は2024年11月17日から12月13日まで行われ、期間中は長期に渡る閉鎖が予定されています。ただし出口は引き続き利用可能です。閉鎖に伴い、首都高速では京橋や銀座、霞が関、芝公園などの代替入口を案内しております。

汐留出入口は、都心へのアクセスの中心的な役割を果たし、周囲の交通機関との連携によって地域全体の交通の便を向上させています。今後の本設工事により、より多くの車両が円滑に通行できるようになることが期待されています。

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