汐路町

汐路町の概要

汐路町（しおじちょう）は、愛知県名古屋市瑞穂区にある地域で、現在の行政地名は汐路町1丁目から汐路町5丁目までの5つの丁目から構成されています。この町は住居表示が未だ実施されていないエリアです。

地理

汐路町は名古屋市瑞穂区の中央部に位置しており、周囲にはいくつかの町があります。東側には松月町、御莨町、村上町、萩山町などが、西側には川澄町、東栄町、佐渡町、十六町、白羽根町、膳棚町が接しています。また、南側は豊岡通と膳棚町、北側は昭和区と隣接しています。

歴史

地名の由来

汐路町という名称は、江戸時代に利用されていた塩付街道から来ています。この街道は、笠寺や星崎地域で生産された塩を長野方面へ運ぶための重要なルートでした。現在も当時の街道は区画整理を経て町域の中央を通る道路として整備され、地域の人々に利用されています。

沿革

汐路町の歴史は、1931年（昭和6年）1月1日に始まります。この日、南区瑞穂町の一部から汐路町が形成されました。その後、1933年には1丁目に瑞穂町の一部が編入され、1934年にはさらに多くの地域が加わりました。1937年には昭和区に、1944年には再び瑞穂区に戻され、1945年には4丁目と5丁目が新たに設けられるなど、町の区画が変遷しました。

世帯数と人口

2019年（平成31年）3月1日付で、汐路町の世帯数や人口についての詳細なデータが存在します。

人口の変遷

国勢調査の結果に基づき、期間ごとの人口の推移も記録されています。これにより、地域の人口動態に関する情報を把握することができます。

学区

汐路町に居住する子どもたちは、市立の小学校や中学校に通うことができ、教育機関も充実しています。公立の高等学校へ進学する際の学区も設定されており、地域の教育環境が整っています。

施設

汐路町にはいくつかの教育機関があります。名古屋葵大学をはじめ、名古屋葵大学中学校・高等学校、享栄高等学校などが存在します。また、かつては名古屋生活技術専門学校もありましたが、現在は廃校となっています。地域にはまた、真宗大谷派法竜寺という寺も位置しています。

史蹟

汐路町には、松並木として知られる史蹟があります。これは、2丁目から3丁目にかけて塩付街道沿いに残るもので、かつての道の風情を伝える貴重な場所となっています。

その他の情報

汐路町の郵便番号は467-0003であり、集配局は瑞穂郵便局です。また、町に関する詳細な情報や資料は、名古屋市の統計資料や年鑑に記録されています。

汐路町は、その地理的な位置や歴史的背景、地域の教育環境から見ても魅力的な町です。今後も多くの人々に愛される地域として発展していくことでしょう。

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