江東区立深川第三中学校

江東区立深川第三中学校

江東区立深川第三中学校は、東京都江東区越中島に所在する公立中学校です。地域では「深川三中」あるいは「三中」の通称で呼ばれ親しまれています。

概要

本校は第二次世界大戦終結後の1947年（昭和22年）に開校し、長い歴史を有しています。2011年4月5日時点での情報によれば、全校生徒数は639名で、各学年6学級、計18学級編成でした（内訳：1年生 209名、2年生 217名、3年生 213名）。

地理的な関係から、学校に隣接する越中島小学校をはじめ、平久小学校、臨海小学校、数矢小学校といった近隣の小学校からの進学者が生徒の大半を占めています。しかし、近年、江東区で導入されている学校選択制においては、本校が高い人気を集めており、学区外からの入学希望者も多数に上ります。このため、毎年の入学希望者選考における抽選では、高い倍率となる傾向が見られます。

教育活動においては、特に部活動が非常に活発に行われています。多くの運動部や文化部が優れた実績を上げており、都大会や関東大会といった上位大会への出場も頻繁に見られます。特筆すべきは、水泳部や陸上競技部が全国大会に出場し、入賞を果たすなど、全国レベルで活躍する生徒を輩出している点です。また、文化部では吹奏楽部が江東区の中学校として初めて東京都大会出場を決定するなど、多様な分野での生徒の活躍が見られます。

平成18年（2006年）3月31日には、校舎の老朽化に伴う大規模な改築工事のため、一時的に南砂地区の仮校舎へ移転しました。約2年間の工事期間を経て、平成20年（2008年）2月中旬には待望の新校舎が完成し、同年3月上旬には元の越中島の所在地へと戻りました。新しい校舎の完成を祝う落成記念式典が6月14日に挙行され、同年11月15日には、本校の開校60周年を記念する盛大な式典が開催されました。

進学面では、2011年度の高校入試において、東京都立日比谷高校に7名の合格者を出し、同年度の最多合格校の一つとなりました。

国際交流活動も行われており、長年にわたりALT（外国語指導助手）を派遣しているブリティッシュ・カウンシルからの訪問として、2014年1月27日には英国大使が本校に来校されました。

部活動

本校では、多岐にわたる部活動が活動しています。

運動部

野球部
陸上競技部
水泳部
剣道部
バスケットボール部
バレーボール部
ソフトテニス部
バドミントン部
サッカー部

文化部

演劇部
美術部
パソコン部
華道部
茶道部
吹奏楽部
ものづくり部

主な学校行事

年間を通じて、生徒の成長を促す様々な行事が実施されています。

移動教室
修学旅行（京都・奈良）
運動会
合唱コンクール
文化祭
都内遠足
卒業遠足

交通アクセス

東京メトロ東西線 および 都営地下鉄大江戸線 門前仲町駅より徒歩約8分
東日本旅客鉄道（JR東日本）京葉線 越中島駅より徒歩約3分
都営バス「都立三商前」バス停

著名な卒業生

各界で活躍する卒業生を輩出しています。

赤塚 真人（俳優）
安斎 育郎（立命館大学特命教授・名誉教授）
飯島 栄治（将棋棋士）
井上 亘（元プロレスラー）
ケンブリッジ 飛鳥（陸上競技選手）
サンボ 浅子（元プロレスラー）
高野 光（元プロ野球選手）
濱口 富士雄（群馬県立女子大学教授）
仁美 凌（元女優）
松永 天馬（詩人・ミュージシャン、アーバンギャルドリーダー）
富岡 茂永（富岡八幡宮宮司）

関連項目

東京都中学校一覧

外部リンク

* 江東区立深川第三中学校 公式サイト

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