江津市立江東中学校

江津市立江東中学校

江津市立江東中学校は、島根県江津市後地町にある公立中学校で、その略称は江東中（こうとうちゅう）です。この中学校は、地域に根ざした教育を提供することを目指し、長い歴史を持っています。

沿革

江東中学校の歴史は1950年4月1日に始まります。この日、都治中学校、浅利中学校、黒松中学校、波積中学校が統合され、那賀郡都治村外三村組合立江東中学校として設立されました。翌年の1951年には、学校名が那賀郡江東村浅利村組合立江東中学校に変更され、その後1954年に現在の江津市立江東中学校へと改称されました。

学校は、1991年に新校舎が完成し、1992年には開校40周年を記念して式典を行い、同年には新校舎での授業が始まりました。1993年には体育館が完成し、さらに2001年には50周年記念の行事が行われ、卒業生を招いての貴重な節目となりました。2009年にはエレベーターが設置され、学校施設がより利用しやすくなりました。

2011年には開校60周年を迎え、記念講演が行われました。この年の3月11日にはタイムカプセルの発掘も実施され、地域の思い出を共有する際になりました。また、同年の9月には学校給食が始まり、多くの生徒に栄養バランスの取れた食事が提供されることとなりました。

近年では、2019年に普通教室にエアコンが設置され、2021年には理科室や音楽室へのエアコン設置のほか、GIGAスクール構想に基づいてタブレット端末も整備され、教育環境の向上が続いています。

学区

江東中学校の学区には、波積町、都治町、後地町、黒松町、浅利町、細川（松川町太田の一部新屋、松川町上河戸の一部）、郷畑田（松川町畑田の一部）が含まれています。進学前の小学校としては、江津市立江津東小学校が挙げられます。

アクセス

江東中学校へのアクセスは便利で、石見交通の「道の駅サンピコ」停留所から徒歩約1分の距離にあります。また、JR西日本の山陰本線・浅利駅からは徒歩約35分で到着できます。

周辺環境

学校の近くには道の駅サンピコごうつ、江津東小学校、菰沢公園があり、学びだけでなく地域とのつながりを大切にした環境が整っています。

江津市立江東中学校は、その設立以来地域の教育の中心的役割を果たし、これからも生徒たちの成長を支えていくことを目指しています。

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