江畑幸子

江畑幸子のプロフィールと選手生活

江畑幸子（えばた ゆきこ）は、1989年11月7日生まれの元女子バレーボール選手で、現在はスポーツビズに所属しています。秋田県秋田市で2人兄妹の長女として育った彼女は、家族からの影響で小学3年生の頃にバレーボールを始めました。その後、聖霊女子短大付属中学への進学を果たし、そこでの経験が彼女のバレーボール人生において大きな分岐点となりました。

選手としての歩み

聖霊女子短大付属高校では主将としてチームを牽引し、春高バレーやインターハイでの活躍が評価されました。2008年には日立佐和リヴァーレに入団し、2009/10シーズンからはレギュラーのアウトサイドヒッターとして活躍しました。2010年には日本代表メンバーに選ばれ、若手ながらも重要な役割を担う選手となりました。

同年のパフォーマンスは特筆すべきもので、11月7日のトルコ戦では24得点を挙げ、チームの銅メダル獲得に貢献しました。2011年にはモントルーバレーマスターズで初優勝を果たし、自身もベストスパイカー賞を受賞。続く2012年のロンドンオリンピックでは、中国戦での33得点の活躍が印象に残ります。これにより日本女子バレーボールは、28年ぶりにオリンピックのメダルを手に入れました。

江畑は2014年にフランスのRCカンヌへ移籍し、2015年にはPFUブルーキャッツに加入しました。しかし同年のモントルーバレーマスターズでは負傷し、手術を受けることとなります。医師も驚くほど順調に回復し、翌年1月の実戦復帰を目指しましたが、結局は2021年3月に引退を発表しました。

引退後の生活

引退後も江畑はバレーボールに関与し続けたいと宣言し、2022年にはバレーボール指導者の高橋駿と結婚。2023年には第一子を妊娠し、女児を出産したことを報告しました。彼女には秘書検定3級という資格もあり、スポーツ以外でも活躍の場を広げていく可能性も考えられます。

江畑幸子の特徴

江畑は主にアウトサイドヒッターとしてプレーし、強力なスパイクと巧みなボール処理が特長です。バックアタックや崩れたレシーブからの得点が得意で、相手チームにとって非常に恐れられる存在でした。日本代表では、木村沙織とともにエースとしての役割を担い、数々のタイトルを手にしてきました。

また、江畑はバレーボール界のスター選手として、メディアにも多く出演しており、TBSの「炎の体育会TV」やフジテレビの「ネプリーグ」など、さまざまな番組でその活躍が見られました。さらに、CMにも出演し、スポーツを越えた多彩な活動を展開しています。

最後に

江畑幸子は、そのプレースタイルと人柄で多くのファンに愛された選手です。今後も彼女の成長と新たな挑戦に期待が寄せられています。

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