江綿

江綿株式会社：歴史と事業を紡ぐ総合衣料卸商社

江綿株式会社は、大阪府大阪市に本社を置く、長い歴史を持つ総合衣料卸商社です。1923年（大正12年）、山田源治郎氏によって呉服商「山田キリン堂」として創業されました。その後、1946年（昭和24年）に船場にて服地卸問屋「江綿株式会社」を設立、以降、積極的な事業展開を続け、現在ではグループ企業とともに、独自の衣料品販売網を構築しています。

幅広い事業展開：卸売から小売、そして地域貢献まで

江綿グループは、卸売事業を基盤に、小売事業、さらには地域社会への貢献にも積極的に取り組んでいます。グループ会社である株式会社江綿キリンドは、大阪市を中心に複数の衣料品百貨店「キリンド」とショッピングモール「キリンドプラザ」を展開し、幅広い顧客層に衣料品を提供しています。

卸売事業では、アパレル製品を数多く取り扱い、多様なニーズに対応できる体制を確立しています。グループ各社の専門性を活かし、仕入れから販売まで一貫した体制で、高品質な製品とサービスを提供しています。

また、江綿株式会社は地域社会への貢献にも力を入れています。富田林市には、約3000坪の広大な野球グラウンド「江綿グラウンド」を所有しており、地元の少年野球チーム「富田林少年野球協会 富田林ボーイズ」の本拠地として、子どもたちのスポーツ活動を支援しています。

着実な成長：歴史を刻む数々の出来事

江綿株式会社の歴史は、数々の事業拡大と堅実な経営によって築き上げられました。1950年代から1980年代にかけては、相次いで新社屋やビルを建設し、事業基盤を強化。グループ企業の設立も進め、事業領域の拡大を図っています。1990年には、国際的なイベント「花の万博」にも出展し、グローバルな視野も持ち合わせています。2000年以降も、新たなグループ会社を設立するなど、積極的に事業展開を続けています。

グループ企業：多様な事業分野を支える連携

江綿グループは、江綿株式会社を中核として、多くのグループ企業で構成されています。卸売商社として、江綿衣料製品株式会社、江綿テキスタイル株式会社などが、多様な衣料品を仕入れ、販売しています。また、小売部門では、株式会社江綿キリンドが衣料品百貨店やショッピングモールを運営しています。その他、アパレル商社である百善株式会社など、それぞれの専門性を活かした事業展開で、グループ全体の連携を強化しています。

未来への展望：伝統と革新を融合

江綿株式会社は、創業以来培ってきた伝統と、時代の変化に対応する革新性を融合させながら、更なる発展を目指しています。常に顧客ニーズの変化を捉え、新しい価値を創造することで、衣料業界におけるリーディングカンパニーとしての地位を確固たるものとしています。 長年にわたる経験と実績、そして積極的な投資戦略によって、これからも成長を続けることが期待されます。

主なグループ会社

卸売商社: 江綿衣料製品株式会社、江綿テキスタイル株式会社、株式会社ラッキー、中和物産株式会社（丸大事業部）
小売: 株式会社江綿キリンド（キリンド城東店、キリンド淡路店、キリンド庄内店、キリンドタウン城東、キリンドプラザ城東、キリンドプラザ帝塚山）
アパレル商社: 百善株式会社
管理: 中和物産株式会社（持株会社）

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