池田東一郎

池田 東一郎

概要

1961年7月31日生まれの日本の政治家であり、かつては労働官僚として活動しました。現在は神奈川県大磯町の町長（1期目）を務めており、その前には神奈川県議会議員を2期務めた経歴を持ちます。

来歴

東京都出身。学業は開成中学校・高等学校を経て、東京大学医学部の保健学科を卒業しました。大学時代には硬式野球部に所属し、東京六大学野球リーグ戦に出場した経験があります。

大学卒業後の1986年、労働省（現在の厚生労働省）に入省。労政局や婦人局などで勤務しました。その後、1991年には外務省へ出向しています。

1993年8月9日に細川内閣が発足し、当時の神奈川3区選出であった藤井裕久氏が大蔵大臣に就任すると、池田氏は大蔵省へ出向し、大蔵大臣秘書官として藤井氏を支えました。細川内閣の総辞職に伴い藤井氏が大蔵大臣を退任すると、1994年には藤井氏の政策担当秘書に就任しました。

その後も複数の国会議員の政策担当秘書を務めています。具体的には、2001年に浅尾慶一郎氏、同じく2001年に田中美絵子氏、2009年には池田元久氏の政策担当秘書を務めました。また、2012年の衆議院議員選挙で落選した後には、山田太郎氏の政策担当秘書を務めています。

政治活動

官僚、秘書としての経験を積んだ後、政治家としての道を歩み始めます。

1996年10月に行われた衆議院議員総選挙に、神奈川15区から新進党公認候補として立候補しましたが、民主党の候補者との間で票が分散し、次点で当選を逃しました。

衆議院議員選挙での挑戦に続き、1999年4月25日実施の茅ヶ崎市長選挙にも立候補しましたが、この選挙でも元県議会議員であった候補者に敗れ、次点での落選となりました。

国政選挙や市長選での敗北を経て、地方政治へと活動の場を移します。

2015年4月に行われた神奈川県議会議員選挙では、大磯町・二宮町選挙区（定数1）に無所属で立候補。現職の自民党議員を破り、初めて当選を果たしました。続く2019年の県議会議員選挙では、無投票により再選されています。

神奈川県議会議員を2期務めた後の2022年11月18日、県議会議員を辞職しました。そして同年11月27日に行われた大磯町長選挙に出馬。この選挙は6人の候補者が争う混戦となりましたが、池田氏がこれを制し、初当選を果たしました。同年12月15日をもって、大磯町長に正式に就任しています。

労働官僚、外務・大蔵両省での勤務、そして複数の国会議員秘書としての経験、さらに神奈川県議会議員としての活動を経て、現在、神奈川県大磯町の自治を担う首長として活動しています。

外部リンク

池田東一郎 〜大磯町長〜
池田東一郎 (@1016ikeda) - X（旧Twitter）

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