沖縄市循環バス

沖縄市循環バスとは

沖縄市循環バスは、沖縄市役所が所管するコミュニティバスで、市内の主要な公共施設や商店街などを結ぶ4つのルートで運行しています。市民の生活を支える重要な交通手段として、地域に密着したサービスを提供しています。

運行の概要

沖縄市役所を中心に、市内中心部からやや離れた地域をカバーするように路線が設定されています。各路線は一方通行の循環運行となっており、東陽バスと琉球バス交通の2社が運行を担当しています。運行ルートは、中部ルート、西部ルート、東部ルート、北部ルートの4つです。

歴史

沖縄市循環バスは、中心市街地の活性化を目的に、2005年に検討委員会が設置され、2007年度に実証実験を開始しました。その後、2010年度にも実証実験を行い、2011年度から本格的な通年運行を開始しました。

2019年度には、運行区間の拡大や運賃の値上げ、停留所名のネーミングライツ導入などの大幅な変更が実施されました。2020年度には、北部・東部地区でも運行を開始し、現在の4ルート体制となりました。

運行ルートの詳細

中部ルート
平日9便、土曜8便運行。
1周約60～70分。
中部興産沖縄市役所前から出発し、安慶田バイパス、美里公園、銀天街などを経由し、市役所に戻ります。
西部ルート
平日9便、土曜8便運行。
1周約60～70分。
中部興産沖縄市役所前から出発し、沖縄こどもの国、プラザハウス、中部徳洲会病院などを経由し、市役所に戻ります。
東部ルート
平日11便、土曜10便運行。
一部の便は、ルートが異なります。
1周約40分、市役所経由は約60～75分。
沖縄県総合運動公園中央口から出発し、TAPIC沖縄リハビリテーションセンター病院、泡瀬などを経由します。
北部ルート
平日7便、土曜5便運行。
1周約81～93分。
中部興産沖縄市役所前から出発し、美里団地、知花、後原などを経由し、市役所に戻ります。

運行情報

運行時間: 始発は7時台、最終は17～18時台。
運休日: 日曜、1月1日から3日
乗り継ぎ: ルートが接続するバス停では、無料乗継券で別ルートへの乗り継ぎが可能です。

運賃

大人: 200円均一(前払い)
小人・65歳以上・障害者手帳所持者: 100円
* 運転免許証自主返納者: 50円

車両

2013年8月1日の有料化に合わせて、日野ポンチョの専用車両が導入されました。

沖縄市循環バスは、市民の足として、また地域の活性化に貢献する重要な公共交通機関です。

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