沖縄県道211号新川白保線

沖縄県道211号新川白保線について

沖縄県道211号新川白保線は、沖縄県石垣市の新川を起点とし、白保を終点とする全長約15.7kmの主要な一般県道です。この路線は、石垣島の南東部を東西に横断しており、地域住民の生活を支えるとともに、観光客にとっても重要な移動手段となっています。

路線概要

起点: 石垣市字新川（沖縄県道79号石垣港伊原間線接続点）
終点: 石垣市字白保（国道390号接続点）
総延長: 15.741km
実延長: 12.657km

通過自治体

この県道は、石垣島内の石垣市のみを通過します。

交差する道路

新川白保線は、以下の主要な道路と交差しています。

沖縄県道79号石垣港伊原間線（起点）
沖縄県道208号石垣浅田線（石垣市名蔵）
沖縄県道87号富野大川線（石垣市平得）
沖縄県道209号大浜富野線（石垣市大浜川原 - 宮良）
国道390号（終点）

重複路線

以下の区間では、他の県道と重複しています。

沖縄県道87号富野大川線（石垣市平得）
沖縄県道209号大浜富野線（石垣市大浜川原 - 宮良）

歴史

この県道の歴史は、1953年（昭和28年）に琉球政府道として指定されたことに始まります。当初は、石垣市登野城から新川を結ぶ区間が名蔵一周線の一部として指定されました。その後、路線名や区間の変更を経て、現在の新川白保線に至ります。

1953年: 石垣市登野城 - 平得 - 新川間が琉球政府道名蔵一周線として指定。
後に、名蔵一周線は登野城名蔵線に名称変更。
平得 - 大浜川原間が政府道平得川原線として新たに指定。
1972年: 本土復帰に伴い、政府道登野城名蔵線が県道211号、平得川原線が県道213号となる。
1980年: 八重山地域の県道路線再編により、登野城名蔵線の平得 - 新川間と平得川原線の全線を統合。宮良 - 白保間の市道を県道に昇格し、現在の路線が形成される。
2009年: 新石垣空港と国道390号を結ぶ区間が開通。

路線状況

新川白保線は、石垣島の主要な道路網の一部として、地域住民の日常生活や観光客の移動を支える重要な役割を果たしています。特に、新石垣空港へのアクセス道路としての役割も担っており、空港利用者の利便性向上に貢献しています。また、沿線には美しい自然景観が広がり、ドライブコースとしても人気があります。

今後の展望

今後も、この路線は石垣島の発展と住民生活の向上に重要な役割を果たすと考えられます。道路の維持管理はもちろんのこと、交通安全対策や沿線環境の整備も継続的に行われることが期待されます。

関連情報

沖縄県の県道一覧
* 沖縄県八重山土木事務所

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