沖縄県道246号城辺下地線

沖縄県道246号城辺下地線について

沖縄県道246号城辺下地線は、沖縄県宮古島市を東西に結ぶ主要な一般県道です。起点は宮古島市城辺字長間（沖縄県道83号保良西里線との交差点）、終点は宮古島市下地字与那覇（沖縄県道235号保良上地線との交差点）です。

路線概要

総延長: 11.87km（予定）
実延長: 1.45km（2009年時点）
通過自治体: 宮古島市（宮古島）

この路線は、宮古島を横断する重要な道路として計画されており、完成すれば島の東西を結ぶ新たな動脈となります。しかし、2009年時点で供用されているのはごく一部の区間に留まっており、未整備区間の解消が待たれます。

経由地と交差する道路

この県道は、以下の道路と交差・接続します。

沖縄県道83号保良西里線（起点）
沖縄県道78号平良城辺線（宮古島市城辺長間）
沖縄県道201号友利線（宮古島市城辺下里添）
沖縄県道190号平良新里線（宮古島市上野野原）
沖縄県道202号宮国線（同）
国道390号（宮古島市下地洲鎌）
沖縄県道235号保良上地線（終点）

また、国道390号とは宮古島市下地洲鎌で重複区間があります。

周辺施設

沿線には以下の主要な施設があります。

トロピカルフルーツパーク: 宮古島市上野にある観光施設
来間島: 終点に位置し、観光地として有名。来間大橋で結ばれています。
来間大橋: 全長1,690mの橋で、1995年に開通しました。この橋は市道であり、県道には含まれませんが、観光において重要な役割を担っています。農道橋としては日本一の長さを誇っていました。

歴史

この路線には、過去にも「城辺下地線」という名称の路線が存在していました。

旧城辺下地線: 1953年（昭和28年）から1975年（昭和50年）まで、アメリカ施政権下および本土復帰後に存在しました。区間は、城辺町福里（現宮古島市城辺福里）から下地町上地（現宮古島市下地上地）を結んでいました。1975年（昭和50年）に国道390号に昇格したため廃止されています。
新城辺下地線: 現在の県道246号は、1995年（平成7年）に新たに指定されました。旧城辺下地線とは、宮古島市下地洲鎌でわずかに重複するのみで、ほとんどが新設区間です。このため、現在も未整備の区間が残っています。全線開通すれば、宮古島の東西を結ぶ新たな横断道路となるとともに、来間島へのアクセスも向上することが期待されています。

その他

関連項目: 沖縄県の県道一覧
* 外部リンク: 沖縄県宮古土木事務所

この県道は、宮古島の交通網において重要な役割を担うことが期待されており、今後の整備状況が注目されます。

もう一度検索