河内長野市立南花台中学校

河内長野市立南花台中学校

大阪府河内長野市に位置する公立中学校、河内長野市立南花台中学校は、南花台小学校との連携を深め、2024年4月より施設一体型小中一貫教育推進校として新たなスタートを切りました。

歴史

南花台中学校は、1983年に南花台ニュータウンの完成に伴い、地域唯一の中学校として開校しました。開校当初は、近隣の南花台東小学校から1年遅れての開校でした。その後、地域の人口変動や児童数の増減を経て、2013年に南花台東小学校と南花台西小学校が合併し、現在の南花台小学校に至ります。この間、小学校は東小学校時代の校舎をそのまま使用していました。

施設一体型小中一貫教育推進校への移行

河内長野市は、2021年から「河内長野市学校施設長寿命化計画」と「河内長野市学校のあり方の方針」を策定し、南花台中学校と南花台小学校を一体化する構想を進めてきました。この計画に基づき、小学校の新校舎を中学校の敷地内に建設し、両校の施設を一体化することになりました。この一体化の目的は、異学年交流の促進による社会性や協調性の育成、小中学校間の円滑な接続、教員間の連携強化による教育の質の向上です。

2023年度には、第1期工事として、中学校敷地内に小学校の新校舎が建設され、隣接する公園が両校の第2運動場として整備されました。この第2運動場は、生徒が使用しない時間帯には市民に開放される計画です。また、児童・生徒からの公募により、小中一貫教育推進校の愛称は「つばめの学校」に決定しました。

一体化後の教育

2024年4月、南花台小学校が新校舎に移転し、両校は施設一体型小中一貫教育推進校として正式にスタートしました。これにより、中学校の教員が小学校で授業を行ったり、小学校の教員が中学校の授業を一部担当するなど、教員間の交流が進んでいます。また、2024年6月からは、特別教育棟、中庭、プールの改修を主とする第2期工事が進行中です。

学校の機能

河内長野市は、南花台中学校と南花台小学校を「南花台及び周辺地区の指定緊急避難場所」に指定しています。また、両校の体育館は、国政選挙や地方選挙の投票所としても利用されます。小学校が移転する前は、それぞれの学校の体育館が個別の名称で投票所に指定されていましたが、移転後は「南花台小学校跡地体育館」という名称に変更されました。避難場所の名称も「南花台小学校跡地」「南花台小学校・南花台中学校」に改称されました。

沿革

1982年9月9日：校舎建設工事着工。
1983年4月1日：現在地に開校。
2024年4月1日：南花台小学校との施設一体型小中一貫教育推進校へ移行。

通学区域

河内長野市立南花台小学校の通学区域と同じです。

河内長野市 南花台1丁目～8丁目

出身者

吉田平：元プロバスケットボール選手（1997年卒業）
藤井拓郎：競泳選手

交通アクセス

南海バス「南花台一丁目南」バス停から徒歩約5分
南海高野線 三日市町駅から南西へ約1.9km

関連情報

河内長野市立南花台中学校
河内長野市避難所一覧 - 河内長野市危機管理課
* 河内長野市投票所一覧 - 河内長野市選挙管理委員会

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