泊郵便局 (富山県)

泊郵便局の概要

泊郵便局（とまりゆうびんきょく）は、富山県下新川郡朝日町にある郵便局で、その設置は1872年に遡ります。この郵便局は地域のコミュニティに密着したサービスを提供しており、1790mの立派な鉄筋コンクリート造の建物として、現在も多くの利用者に利用されています。郵便局の住所は、〒939-0731 富山県下新川郡朝日町東草野1599-1です。

沿革

泊郵便局は、その歴史を1872年4月8日に始まりました。当初は泊郵便取扱所として設立され、越中国において最初の郵便取扱所となりました。これは日本の郵便制度の初期の重要な一歩でした。

1875年に五等郵便局へ昇格し、1878年には為替事業を、1879年には貯金の取り扱いを開始しました。1880年には「泊町郵便局」と改名されてからは、さらにサービスの充実を図りました。1886年には三等郵便局に昇格し、1889年には郵便電信の取り扱いも開始しました。

1892年には移転を行い、1893年には小包郵便の取り扱いも始まりました。この上記のように、泊郵便局は長い歴史を持ちながら多種多様なサービスを展開し、地域の通信の要となってきました。1903年には再び名称が「泊町郵便局（三等）」に変更され、更なる業務の充実を図りました。

1910年には現在でも知られる名称「泊郵便局」に変わり、以降も新しいサービスを次々と導入していきました。特に1911年には電話通話事務を開始し、地域住民の間で通信の便利さが飛躍的に向上しました。

1938年には新局舎が完成し、1949年には電報事業の承継が行われました。1952年には電報電話局を設置し、1954年には朝日電報電話局と改称されるなど、時代の変化に応じた進化を遂げてきました。

1992年には新しい局舎が竣工し、利便性がさらに向上しました。この新しい施設は広さが大幅に増え、地域における中心的な郵便業務の拠点としての役割を果たしています。2007年に集配業務を入善郵便局へ移管し、今でも多くのサービスを提供し続けています。

取扱内容

泊郵便局では、郵便、印紙、ゆうパック、内容証明など、幅広い郵便サービスを行っています。また、貯金や為替、振替、振込、国際送金、外貨両替、国債、投資信託といった金融サービスも提供しており、地域住民の生活を支えています。さらに、生命保険、自動車保険、がん保険などの保険業務も行っており、利用者の多様なニーズに応えています。

また、ゆうちょ銀行ATMも設置されており、利便性が高いのも特徴のひとつです。地域住民にとって不可欠な存在であり続ける泊郵便局は、今後もその役割を果たしていくことでしょう。

外部リンク: 泊郵便局 - 日本郵政グループで、最新情報を確認することも可能です。

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