波佐見町立波佐見中学校

波佐見町立波佐見中学校について

波佐見町立波佐見中学校（はさみちょうりつ はさみちゅうがっこう）は、長崎県東彼杵郡波佐見町折敷瀬に位置する公立の中学校です。この学校は1947年に設立された「東中学校」と「南中学校」という二つの学校が、1976年に統合し誕生しました。波佐見町立波佐見中学校は、教育の質の向上と地域の発展に寄与し、2016年には統合から40周年を迎えました。

歴史と沿革

学校の歴史は、1947年4月に始まります。六・三制の導入により、当時の上波佐見町国民学校の初等科が改組され、新たに上波佐見中学校が発足しました。初期は他の学校の校舎を借用しての授業が行われ、1949年には全学年を収容できる校舎が完成しました。その後、1956年に町の合併に伴い、上波佐見中学校は「東中学校」に改称されました。

南中学校も同様の経過をたどり、1947年に設立されました。こちらも1956年に町の合併後に「南中学校」と改名されました。しかし、両校は1976年に統合し、新たに波佐見中学校が開校したことで、29年の歴史を収めました。

校訓と校章

波佐見中学校の校訓は「己に厳しく 人に優しく」と設定されています。この言葉には、自己を高める努力と他者への思いやりの大切さが込められています。また、校章は波佐見の頭文字「H」を基にデザインされ、中央に「中」の文字があります。

カリキュラムと学校行事

波佐見中学校は、3学期制を採用しており、年間を通じた様々な行事を行っています。地域との連携を重視し、地元の文化や歴史に根ざした教育が行われています。また、学校では運動部と文化部が活発に活動しており、生徒たちは様々なスポーツや芸術活動に取り組んでいます。

部活動の活動

学校には多様な運動部と文化部が設置され、特にソフトボール部は女子の代表として優れた成績を収めています。その他にも、バスケットボール部、バレーボール部、卓球部、野球部などがあり、全体としてスポーツ活動が盛んです。また文化部には吹奏楽部やアート部などがあり、生徒たちの創造力を育んでいます。

アクセスと周辺施設

波佐見中学校へのアクセスは、西肥自動車の「波佐見役場前」バス停を利用することができます。また、近くには波佐見町役場、中央小学校、学校給食センターなど、教育や地域活動に関わる施設が整備されています。

出身著名人

波佐見中学校には、俳優の岩永洋昭や元バレーボール選手の福田みつ子など、さまざまな著名人がいます。彼らの活躍は、学校の歴史と地域に対する貢献を示す良い例となっています。これらの人材を育てた波佐見中学校は、地域社会において重要な役割を果たし続けています。

波佐見町立波佐見中学校は、地域の教育を担い、次世代を見据えた育成に努めています。

もう一度検索