泣きたいなら

『泣きたいなら』の概要

『泣きたいなら』は、島谷ひとみの27枚目のシングルとして、2008年3月19日にavex traxから発売されました。この楽曲は、前作『深紅／愛の詩』からわずか6か月の間にリリースされ、時期的にも短いスパンでの新作発表となりました。

リリース形態

このシングルは、音楽ファンのニーズに応えるため、2つのバージョンで提供されています。一つは通常の「CD」、もう一つは映像が付属した「CD＋DVD」です。それぞれのバージョンのジャケットデザインも異なり、視覚的にも楽しませてくれる仕上がりです。

曲の制作

「泣きたいなら」は、スターダスト☆レビューのリーダーである根本要が作曲を手がけ、作詞には松井五郎が参加しています。松井は、島谷の2枚目のシングル『解放区』以来久しぶりの作詞での参加となります。この楽曲のレコーディングは、島谷にとって特別な意味を持ち、彼女にとって初めて一発テイクでの成功を収めた作品でもあります。

さらに、この曲は後にスターダスト☆レビュー自身によるセルフ・カヴァーも制作され、シングル『うしみつジャンボリー』のカップリングとして収録されました。こうした経歴からも、「泣きたいなら」はただのシングルに留まらない、深い繋がりを持った楽曲であることが窺えます。

プロモーションビデオ

この作品のプロモーションビデオは、ドラマ仕立てになっており、視聴者を引き込む要素が満載です。DVDには約15分の「Full Drama version」が収録されており、通常のプロモーションビデオ以上の楽しみを提供しています。ただし、ドラマに出演しているのは島谷本人ではなく、彼女は声のみの出演という形になっています。

収録曲目

このシングルには、以下の曲が収録されています。

• - 泣きたいなら

作詞：松井五郎／作曲：根本要／編曲：中野雄太

• - 口づけしよう

作詞・作曲：葛谷葉子／編曲：阿部尚徳

• - 泣きたいなら (Instrumental)
• - 口づけしよう (Instrumental)

また、DVDには「泣きたいなら (Full Drama version)」と、島谷ひとみのインタビュー映像も収められています。

特徴

このシングルは、島谷にとって初のノンタイアップ作品でもあり、彼女の音楽キャリアの中で重要な位置を占める一枚です。音楽だけでなく、その映像表現にも力を入れたこの作品は、ファンにとっても特別な意味を持っていることでしょう。

『泣きたいなら』はその独自の音楽性とビジュアルが融合した、聴き応えのあるシングルとなっています。

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