津市立南郊中学校

津市立南郊中学校について

津市立南郊中学校は、三重県津市高茶屋四丁目に位置する公立の中学校です。この学校は1947年に設立され、地域の教育を支える重要な役割を果たしてきました。南郊中学校は、子どもたちに学びの場を提供し、自己成長を促す教育環境を整えていることで知られています。

学校概要

津市立南郊中学校の校地面積は約15,263平方メートルを誇り、校舎の面積は5,589平方メートルです。校舎は鉄筋造で、一部に木造や鉄骨造の構造が用いられています。運動場は9,348平方メートル、体育館の面積は1,369平方メートルとなっています。また、あすなろ分校も設置されており、その校地面積は4,362平方メートルです。

2012年5月1日の時点で、南郊中学校には13の学級に408名の生徒が在籍しており、特別支援学級は2学級に7名の生徒が通っています。あすなろ分校には5学級と31名の生徒がいました。

歴史

この学校は、1947年4月15日に「津市立南郊中学校」として設立され、当初は高茶屋小学校と藤水小学校から教室を借りて運営されていました。1948年には旧津海軍工廠の守衛本部に移転し、津市内初の独立した校舎を持つ新制中学校となりました。1949年には津高等学校の移転に伴い、さらに新しい校舎へと移転しました。

その後、1952年には雲出村の生徒の受け入れを始め、1954年には校歌と校旗が制定されました。1957年には草の実分校が開校し、1965年には現在の校地に新校舎が完成しました。1985年にはあすなろ分校が開校しましたが、そこでは教室での安全管理が重要視され、2008年には地域の人権をテーマにしたフェスティバルも開催されました。

通学区域と周辺

南郊中学校は、津市立高茶屋小学校や三重県立盲学校の近くに位置しており、通学には三重交通バス「警察学校」バス停から徒歩約7分、JR紀勢本線の高茶屋駅からも徒歩約8分です。この便利な立地は、生徒や保護者にとって通学しやすい環境を提供しています。

特色ある活動

南郊中学校では、各種部活動が積極的に行われており、運動部や文化部を通じて生徒は多様な経験を積むことができます。また、「ナイトスクール」として知られる学力向上の取り組みも行われており、地域住民と連携しながら生徒の学びをサポートしています。さらに、本校の生徒会が編集した『南郊新聞』は、地域の文化的な資源としても保存されています。

まとめ

津市立南郊中学校は、長い歴史を持ち、地域と密接に結びついた教育機関です。生徒の成長を支えるための多彩なプログラムや活動を提供しているこの学校は、教育の場としてだけでなく地域社会に根ざした存在としても高く評価されています。

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