津田ひかる

津田 ひかる（つだ ひかる）

1991年8月31日、熊本県阿蘇市（旧阿蘇郡一の宮町）に生まれた津田ひかる氏は、熊本県を中心に活動するローカルタレントであり、かつてはテコンドーのトップアスリートとして輝かしい実績を残した人物です。

彼女のキャリアの始まりは、幼少期に弟の影響で始めたテコンドーでした。学生時代にはその才能を大きく開花させ、競技に深く打ち込みました。高校1年生時には、より高いレベルを目指し、韓国の女子高校へテコンドー留学を経験するなど、その真剣な取り組みは特筆されます。国内ではトップ選手の一人として、全日本選手権で複数回にわたり優勝を果たす快挙を達成しました。また、日本代表としても国際舞台で活躍し、2008年の世界ジュニア選手権や2010年のアジア選手権に出場するなど、国内外でその実力は広く認められました。競技選手としてのキャリアは2014年に区切りをつけましたが、アスリートとして培った精神力と経験は、その後の人生に大きな影響を与えています。

競技引退後、津田氏は一度社会人を経験した後、全く新しい分野へと挑戦します。2016年10月、RKKラジオのミミーキャスター43期生として、メディアの世界に飛び込みました。2020年3月末までの約3年半、彼女はミミーキャスターとして熊本県内の様々な場所を訪れ、地域の情報や人々の声を生放送でリスナーに届けました。持ち前の明るさとフットワークの軽さで、地域に根ざしたリポーターとして多くのリスナーに親しまれました。

ミミーキャスターとしての活動期間を終えた後、津田氏はローカルタレントとしての道を本格的に歩み始めます。現在は、主にRKKラジオの番組を中心に、パーソナリティやリポーター、MCとして多岐にわたる活躍を見せています。特に、平日午後の人気帯番組である「ラジてん」では、月曜日と火曜日のMCを務め、番組の中心人物として安定した進行と親しみやすいトークでリスナーを楽しませています。さらに、毎週金曜日には自身の冠番組「津田ひかるのときめき！大阿蘇〜週末ASOトピ〜」を担当し、故郷である阿蘇地域の魅力や最新情報を発信しています。また、かつてのアスリートとしての経験を活かし、テコンドーの指導にもあたっており、競技の普及や後進の育成にも貢献しています。

これまでにも、RKKラジオでは様々な番組に出演してきました。

過去の主なラジオ出演
「居酒屋英太郎」にて、『アルバイト』としてレギュラー出演（ミミーキャスター時代およびタレント転身後）
「土曜だ!!江越だ!?」にて、「日産情報」リポーターを担当
「糸永 大輔ラジオやってます」にて、不定期でリポーターを務める

テレビにおいても、RKKテレビの番組「からふる」に出演するなど、活動の場を広げています。

その親しみやすい人柄から、「ツーダ」や「津田ちゃん」といった愛称で、多くの人々から慕われています。プライベートでは、2021年12月7日に、自身がレギュラー出演するラジオ番組「ラジてん」および自身のSNS（Instagram、X）を通じて入籍を発表し、ファンからも祝福の声が寄せられました。

テコンドーで培った不屈の精神と、ミミーキャスター時代に磨き上げたコミュニケーション能力を武器に、熊本の地でローカルタレントとして活躍を続ける津田ひかる氏。その多才な才能と地域への深い愛情は、今後も多くの人々に感動と笑顔を届けていくことでしょう。

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