津軽サービスエリア

津軽サービスエリア（東北自動車道）

青森県平川市沖館比山館に位置する津軽サービスエリアは、東北自動車道において重要な休憩地点です。本州最北端に位置するサービスエリアであり、青森県内では唯一のSAとして、多くの利用者に親しまれています。

歴史と現状

かつてはガソリンスタンドやレストランなどの設備が充実していましたが、2000年代に相次いで閉店。一時、パーキングエリア並みの規模となりました。しかし、2018年からのリニューアル工事を経て、2019年には地域連携スペース「つながる」がオープンし、新たな魅力が加わりました。

施設概要

上下線ともに、駐車場、トイレ、コンビニエンスストア、給電スタンドなどの基本的な設備が整っています。

上り線（盛岡方面）

管理：ネクスコ東日本エリアトラクト
運営：ファミリーマート
駐車場：大型28台、小型103台
トイレ：男性（大5・小15）、女性13、同伴の男児用2、車椅子用1
コンビニエンスストア：ファミリーマート（24時間営業、イーネットATM設置）
地域連携スペース「つながる」大屋根広場
郵便ポスト
ハイウェイ情報ターミナル

下り線（青森方面）

管理：ネクスコ東日本エリアトラクト
運営：セブン-イレブン・ジャパン
駐車場：大型29台、小型131台
トイレ：男性（大5・小15）、女性13、同伴の男児用2、車椅子用1
コンビニエンスストア：セブン-イレブン（24時間営業）
自動販売機
地域連携スペース「つながる」
地域情報発信コーナー
大屋根広場
郵便ポスト
ハイウェイ情報ターミナル

地域連携スペース「つながる」

東日本のSAで初の地域連携スペースとして誕生した「つながる」は、地域の情報発信や特産品の販売を通じて、地域振興に貢献しています。

自虐的な横断幕

2019年6月には、下り線の碇ヶ関IC - 大鰐弘前IC間に、当SAのPRを目的とした自虐的な横断幕が掲出され、話題を呼びました。「今日も空いてる津軽SA」「混雑知らずの津軽SA」といったユーモアあふれるメッセージは、SAの存在をアピールするユニークな試みとして注目されました。

隣接するインターチェンジ

E4 東北自動車道
* (51) 大鰐弘前IC - 津軽SA - (52) 黒石IC

まとめ

津軽サービスエリアは、本州最北端のSAとして、ドライバーの休憩をサポートするだけでなく、地域との連携を深める拠点としても重要な役割を担っています。リニューアルによって魅力が増し、地域振興にも貢献するSAとして、今後の発展が期待されます。

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