津金恵

津金恵のプロフィール

津金恵（つがね めぐみ）は、1995年10月18日に長野県塩尻市で生まれた女子柔道選手です。彼女の競技階級は63kg級で、160cmの身長を誇ります。津金は、長い柔道のキャリアを経て数々の国内外大会で成果を上げてきました。特に得意な技は内股であり、右組みのスタイルを持っています。段位は参段で、警視庁に所属していた選手と結婚し、現在は堀川姓で活動しています。

幼少期と柔道の始まり

津金は、5歳の時に兄と姉の影響を受けて柔道を始めました。最初は松本第一高校に所属する父親の指導を受け、一誠館という道場で練習を重ねました。彼女は小学校時代に体格に恵まれ、長野県内で無敵の存在として名を馳せますが、全国大会では苦戦を強いられました。

中学と高校時代

丘中学に進学した津金は、誠心館道場に移籍し、厳しい練習とともに体重管理に苦しみます。それでも、全国中学校大会では63kg級で2位を獲得しました。高校進学後、松商学園高校で成長を続け、インターハイや全国高校選手権で次々と成果を上げます。

特に高校2年生でのインターハイ個人戦での優勝、全国ジュニア大会での優勝は彼女のキャリアの転機となりました。また、グランドスラム・東京での史上最年少優勝は、彼女の才能を世界に知らしめる結果となりました。

大学での挑戦

筑波大学に進学後、津金は大学生活とともに実力をさらに磨いていきます。ユニバーシアードやアジア選手権での優勝、さらには全日本選手権での2位など、華々しい成績を残しました。しかし、国際大会では何度か思うような結果が得られず、葛藤の時期を迎えることもありました。

社会人になると

大学卒業後の2018年からパーク24に所属し、本格的に社会人選手として活動を開始します。しかし、怪我や調整不足などにより、初めは厳しい時期を経験します。それでも、2020年の講道館杯では復活を遂げ、見事に優勝の栄冠を手にしました。

現在の活動と展望

最近の津金は、グランドスラム・タシケントでの優勝を含む健闘を見せ、2023年には世界選手権にも選出されるなど、名実ともにトップ選手としての地位を築いています。しかし、東京オリンピックでは代表に選ばれなかったという悔しい経験もあり、パリオリンピックへの出場を目指して日々努力を続けています。

津金恵は、目標に向かって進み続ける姿勢を持ち続けており、今後の活躍が非常に楽しみな選手であると言えるでしょう。

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