浅利香津代

浅利 香津代（あさり かづよ）

浅利香津代（1944年8月11日生まれ、本名：浅利和子）は、日本の女優であり、秋田県秋田市に育った生粋の秋田っ子です。血液型はB型で、彼女は日本大学芸術学部演劇学科を卒業後、演劇界に身を投じました。

人物と経歴

秋田市の秋田駅前で生まれ育った浅利香津代は、秋田県立秋田北高等学校を経て日本大学で演劇を学び、望月優子に師事しました。その後、新劇の新人会に8年間在籍し、1975年4月には劇団前進座に移籍。ここでは3代目中村翫右衛門に師事し、10年間在籍の後にフリーの女優として活動を開始しました。

現在もテレビや舞台で活躍し、正確な秋田弁の朗読や演技でも知られています。彼女はその地元の方言を生かし、多くの作品に参加。秋田弁の魅力を広める役割も担っています。

主な出演作品

浅利香津代は数々の名作に出演してきました。彼女のテレビドラマデビューは1960年代にありましたが、代表的な出演作品を挙げると以下のようなものがあります。

• - 連続テレビ小説

- 雲のじゅうたん（1976年）
- ひまわり（1996年）での相楽富士子役

• - 大河ドラマ

- 独眼竜政宗（1987年）では愛姫の侍女を演じました。

• - 映画

- あゝ野麦峠 新緑篇（1982年）では武井ひで役
- 薄化粧（1985年）
- 女帝 春日局（1990年）では取上げ婆アを演じました。

さらに、舞台にも多数出演し、多様なジャンルの作品で活躍。特に文化庁芸術祭優秀賞を受賞した『釈迦内柩唄』など、多くの演劇で観客からの高い評価を受けました。

活躍と将来の展望

浅利香津代は、今もなお多忙な日々を送りながら、新たな作品への挑戦を続けています。彼女の演技は多くの人に感動を与え、認知されています。秋田出身であることを誇りに思い、地域の文化や方言を広める一翼を担っている彼女は、今後もその活動を続け、美しい言葉と演技で多くのファンを魅了し続けることでしょう。彼女の全ての活動には、秋田県の深い歴史と文化が息づいています。

浅利香津代は女優としての強い個性を持ちながら、地元愛にも溢れる素晴らしい存在です。彼女の今後の活躍から目が離せません。

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