浜松市上下水道部

浜松市上下水道部

浜松市上下水道部は静岡県に位置する浜松市において、水道および下水道の事業を運営する地方公営企業です。市の中心部、中央区住吉五丁目に事務所を構え、地域の水利用者に安心して水を供給しています。見守り役としての役割を果たすマスコットキャラクター「じゃぐっち」と「スイスイ」は、市民に親しまれる存在です。

水道事業

この部門では、約75万人の給水人口を持ち、浜松市の全人口の約95%に水を供給しています。水道の利用が始まったのは1931年のことで、以来、市民の生活に欠かせない水源として機能してきました。近年では、特定の業務を効率化させるため、第一環境株式会社に検針や料金収集、開閉栓などの業務を委託しています。委託先の営業所は、中央区舘山寺町や浜名区横須賀といった地域にあり、給水業務に対する迅速な対応が求められています。

業務委託が行われている地区には、長上、積志、笠井など多岐にわたり、広域にわたる供給体制が整っています。また、市民の水道のニーズに応じたきめ細やかなサービスが提供されています。

下水道事業

下水道に関しては、浜松市の普及率は2016年度のデータにおいて80%に達しています。この普及率は、都市の衛生環境向上に寄与し、安心して暮らせる地域作りに貢献しています。主要な浄化施設としては、中部浄化センターや北部上下水道課などがあり、効果的な下水処理が行われています。これによって、市民の日常生活で発生する汚水が適切に処理され、環境保護にも寄与しています。

主要な浄水場と下水処理場

浜松市上下水道部は、数多くの浄水場や下水処理場を運営しています。主要な浄水施設には大原浄水場、鹿島第一浄水場、常光浄水場などがあります。これらの施設は、市民に安心して飲み水を提供するための重要な役割を果たし、多様な方法で水質管理を行っています。

さらに、下水処理に関しても、湖東浄化センターや三ヶ日浄化センターなどの施設があり、地域の水環境を守るために日々運営が行われています。各処理場では、最先端の技術を用いて効率的かつ持続可能な運営が模索されています。

結論

浜松市上下水道部は、地域住民に安全で清潔な水を供給するため、さまざまな取り組みを行っています。今後も持続可能な水道・下水道サービスを提供することで、住民の生活の質向上に貢献することが期待されています。世代を超えて市民に愛される水道事業としての役割を引き続き果たしていくことでしょう。

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