浜松市文化振興財団

公益財団法人 浜松市文化振興財団

概要

公益財団法人 浜松市文化振興財団は、静岡県浜松市を拠点に活動する公益法人です。その主要な役割は、浜松市が所有する文化施設の管理および運営を行うこと、そして浜松市からの委託を受けて様々な文化事業を企画・実施することにあります。これらの活動を通じて、地域における文化芸術の振興と市民生活の質の向上に寄与することを目指しています。財団の本部は、浜松市中央区板屋町に位置するアクトシティ浜松内に置かれています。

主な事業内容

文化施設の管理・運営

財団は、浜松市内の主要な文化施設の指定管理者として、その維持管理と運営を担っています。現在、管理を受託している施設は以下の通りです。

アクトシティ浜松（市有部分）
浜松市楽器博物館
浜松市文化コミュニティセンター（クリエート浜松）
中部協働センター
浜松文芸館
浜松市天竜壬生ホール
浜松市市民音楽ホール（愛称：サーラ音楽ホール）
浜松市浜北文化センター
浜松市・市民ミュージアム浜北（「浜松市文化振興財団・なゆた浜北共同事業体」として管理）
浜松市なゆた・浜北（「浜松市文化振興財団・なゆた浜北共同事業体」として管理）

かつては木下惠介記念館、浜松科学館、浜松こども館などの管理も行っていましたが、現在は指定管理者が変更されています。

文化事業の実施

財団は、市からの受託事業として、多様な文化イベントやプログラムを実施しています。これらの事業は、自ら主催するものと、他の団体を後援するものに分けられます。

主な主催事業：

浜松国際ピアノコンクール：若手ピアニストの登竜門として国際的に知られる音楽コンクール。
バンド維新：吹奏楽のための新しいオリジナル作品を委嘱・初演する企画。
浜松吹奏楽大会：地域の吹奏楽の発展を目的とした大会。かつては全日本高等学校選抜吹奏楽大会や全国中学生交流コンサート、全日本中学生・高校生管打楽器ソロコンテスト（1997年から2012年まで）などもこの枠組みに含まれていました。
その他、様々なコンサート、公演、展示などを企画・実施しています。

主な後援事業：

PIARAピアノコンクール：ピアノ演奏技術の向上を目指すコンクールを後援しています。
その他、地域の文化団体が実施するイベントなどを後援しています。

これらの事業を通じて、市民が質の高い文化芸術に触れる機会を提供し、創造的な活動を支援することで、浜松市の文化的な魅力を高めることに貢献しています。

公益財団法人浜松市文化振興財団のより詳細な情報については、公式サイトを参照することができます。財団ウェブサイトで確認することができます。

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