浜松開誠館中学校・高等学校

浜松開誠館中学校・高等学校の概要

浜松開誠館中学校・高等学校（はままつかいせいかんちゅうがっこう・こうとうがっこう）は、静岡県浜松市中央区松城町に位置する私立の教育機関で、学校法人誠心学園によって運営されています。本校は、1924年に誠心高等女学校としてスタートし、その歴史は長いものとなっています。1947年に誠心中学校が設立され、1948年には誠心高等学校が設立。その後、1998年に浜松開誠館中学校・高等学校に改名され、男女共学へと移行しました。

教育課程と進学コース

浜松開誠館は、独自のカリキュラムを設けており、特に一貫進学コースやアドバンストクラスが用意されています。中学校では一貫進学クラスとアドバンストクラスがあり、高等学校ではスーパー文理コースやグローバルコース、進学コースが設置されています。これにより、難関大学を目指す学生から専門学校、就職を希望する学生まで、多様な進路選択が可能です。

部活動の充実

近年、浜松開誠館は部活動も活発で、特にサッカー部、野球部、空手道部、バスケットボール部、駅伝競争部、陸上競技部などにおいて強豪校として知られています。これらの部活は、競技力向上のための取り組みを行っており、全国大会への出場も果たしています。特に、2022年には中学校サッカー部が全国大会制覇を達成し、大きな話題を呼びました。

校訓と校章

本校の校訓は「誠心・敬愛」であり、生徒たちに誠実さと他者への思いやりを持つことを大切にしています。また、校章は「真澄の鏡」とされ、純粋な心を象徴しています。学校カラーは臙脂であり、制服や運動部のユニフォームに活かされています。

設備と施設

浜松開誠館は、充実した設備があることで知られています。校舎には本館や未来館があり、最新の冷暖房設備が完備されています。体育館として利用されるメインアリーナや道場、器械体操が行えるサブアリーナ、さらにはカフェテリアや作法室も完備されています。また、多目的フィールドや野球場も併設され、幅広いスポーツ活動が行われています。さらに、未来館も新たに増築され、生徒たちの学びの場として機能しています。

沿革

当校の歴史は1924年まで遡り、様々な変遷を経てきました。1945年の戦災により校舎が焼失しましたが、その後の復興と成長を経て、近年にはコースの改編や新たな取り組みも行っています。2023年には高校野球部が全国大会に初出場し、多くの期待が寄せられています。2024年には創立100周年を迎えることも大きな節目となるでしょう。

著名な出身者

学校の卒業生には、さまざまな分野で活躍している著名な人々がいます。バルーンアーティストの家泉あづささんや、元宝塚歌劇団の草凪萌さん、競艇選手の山下友貴さんなど、多岐にわたるジャンルで成功を収めています。また、サッカー選手やバスケットボール選手としてプロの舞台で活躍している卒業生も多く、学校の名声を高めています。

浜松開誠館中学校・高等学校は、多様な進路選択が可能で、部活動も盛んな学校で、多くの期待を寄せられています。今後もその教育理念を基に、更なる発展を遂げていくことでしょう。

もう一度検索