浦川泰幸

浦川 泰幸（うらかわ やすゆき）

浦川泰幸（1971年5月21日生まれ）は、朝日放送テレビ（ABCテレビ）の人気アナウンサーで、愛称として「ウラウラ」と親しまれています。熊本県熊本市に生まれ、現在は兵庫県川西市に住んでいます。彼は熊本市立出水南小学校、出水南中学校を経て、熊本県立済々黌高等学校を卒業後、立命館大学経済学部に進学しました。大学時代には、後にテレビ界で成功を収めるくりぃむしちゅーが1年先輩として在籍していました。

アナウンサーとしてのキャリアの始まり

1995年に朝日放送（旧法人）に入社し、アナウンサーの道を歩み始めました。入社同期にはテレビ界で活躍する関根友実や内片輝がいます。浦川はワイドショーや情報番組、ABCラジオの生放送番組などで活躍し、1998年から2008年にかけて『ABCミュージックパラダイス』のパーソナリティを務めました。また、2007年から2010年までニュースデスクとして、平日の朝の生ワイド番組内の定時ニュースを担当しました。特に『おはようパーソナリティ道上洋三です』では、道上洋三が休養中の約3ヶ月間、代理パーソナリティとして活躍しました。

『朝だ!生です旅サラダ』での活躍

2009年からは、ABCテレビ制作の生放送番組『朝だ!生です旅サラダ』にスタジオレギュラーとして出演し、その後も朝日放送テレビの看板番組で司会を務めることになりました。特に『キャスト』のメインキャスターとして活躍していましたが、2017年末に体調を崩し、一時的に休養を余儀なくされました。

家族とプライベート

浦川は一人っ子で、婚姻歴はなく、実母と同居しています。実母はかつて熊本市内で喫茶店を営んでいましたが、くも膜下出血を患ったことをきっかけに浦川が自宅に呼び寄せて介護を行っています。また、長年にわたって複数頭のシーズー犬を飼っており、犬好きの一面が伺えます。実母と飼い犬の介護に関する心労から体調を崩したこともあります。特に愛犬との関わりでは、犬に関するCMに出演したり、ペットに対する愛情を公言しています。

航空ファンとしての一面

また、彼は航空ファンとしても知られており、大阪空港を離着陸する飛行機を見る場所に住んでいたこともあります。国産旅客機YS-11が引退した際には、自身の番組でその魅力を語ったことがあります。

ユニークな発言とそのスタンス

浦川は「人生いつも後ろ向き」と公言し、一部では辛辣な発言が目立つことから、「毒舌と似非正義感の持ち主」と自命しているところもあります。彼のスタンスは、特に公共の場での人物批判において、「権力を持っている人を批判したくなる」という形で表れています。また、彼は自らの番組内で視聴者や聴取者を「お客様」と呼ぶことで、立場をより平等に保とうとするポリシーも持っています。

メインキャスター・司会者としての活動

2010年からABCテレビの看板番組『おはよう朝日です』の5代目司会者を務め、2015年には『キャスト』の第2代メインキャスターに就任しました。特に、アノンシスト賞ではラジオフリートーク部門の最優秀賞を受賞するなど、その才能が高く評価されています。

『パネルクイズ アタック25』の2代目司会

2011年には、急遽『パネルクイズ アタック25』の2代目司会を務めることになり、親しまれた児玉清の後を継ぎました。彼は児玉の教えを胸に、司会の重責を担い、番組を盛り上げました。

最近の活動

2015年以降は、体調が整い次第、ラジオ番組へのレギュラー出演を再開し、特に『ウラのウラまで浦川です』という自身の番組が好評を博しています。また、現在もABCテレビやラジオで多岐にわたって活躍中です。彼のキャリアは、独自の視点や個性的なキャラクターから成る多彩さにあふれています。

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