浮田継高

浮田継高（うきた つぐたか）

浮田継高は、江戸時代後期の人物であり、八丈島に配流となった宇喜多一族の一人です。貞享4年（1687年）に、浮田半平家の当主であった浮田秀真の三男として生まれました。兄に秀徳と継栄、弟に継真がいます。

生涯

継高は、まず、分家して浮田半六家を興した兄・継栄の死後、その家督を一時的に相続した4代村田助六（宇喜多秀家に付き従い八丈島に渡った加賀藩の藩医村田助六の曽孫）から、浮田半六家の家督を譲り受け、3代浮田半六となりました。村田助六は、浮田継全（つぐかね）と称していました。

継高の正室は、宗福寺10代住職である応誉霊感和尚の三女ハンです。

宝暦4年7月3日（1754年8月20日）に亡くなりました。戒名は、高顕院探道信士です。

参考文献

立石定夫『戦国宇喜多一族』（新人物往来社、1988年）ISBN 978-4-404-01511-2
近藤富蔵『八丈実記 第1巻-第7巻』緑地社、1964-1976。

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