海津英志

海津 英志（かいづ えいし）について

海津英志は、1967年3月21日に三重県四日市市で誕生し、プロサッカー選手としてのキャリアを経て、現在は指導者としてサッカー界で活動を続けています。彼は日本サッカー協会公認のS級コーチライセンスを保持し、FIFAグラスルーツ指導員やJFAスポーツマネージャー（GRADE2）としても認知されています。

学歴と現役時代

海津は中京大学を卒業後、マインドハウス四日市で選手として活動。チームの主将を務める傍ら、国体成年選抜選手としても活躍し、競技の確かな実力を証明しました。選手としてのキャリアを終えた後、教育の道に進み、21年間にわたり教育者として勤務しました。

特に紀弦高校サッカー部の監督として、多くの生徒をインターハイや全国高校選手権に導く成果を上げました。

指導者としての足跡

2012年にはヴィアティン桑名の発足に際しコーチに就任し、2014年には監督に昇格しました。監督としての初年度は、東海リーグ2部で全勝を達成し、優勝に導きました。さらに、第49回東海社会人サッカートーナメントでも優勝し、東海リーグ2部への昇格を果たしました。

びっくりすることに、三重県選手権でのFC鈴鹿ランポーレとの再戦では、雪辱を果たしてチームを天皇杯初出場に導き、初戦を突破。その後、J1のセレッソ大阪との対戦では延長戦まで進む接戦を繰り広げました。

翌年の2015年、再び全勝で東海リーグ2部を制し、1部昇格を実現しました。2016年には東海リーグ1部で3位に終わりながらも、第52回全国社会人サッカー選手権大会での3位は特筆すべき成果であり、全国地域サッカーチャンピオンズリーグへの参加権を得ました。

同大会では1次ラウンドを突破し決勝ラウンドに進出。最終戦では同じ三重県勢の鈴鹿アンリミテッドFCに勝利することで、チームをJFL昇格へと導きました。

アルテリーヴォ和歌山監督へ

2021年12月、海津はアルテリーヴォ和歌山の監督としての新たな挑戦が発表され、サッカー界においてその存在感をさらに際立たせています。彼のキャリアは、選手、コーチ、監督としてそれぞれの分野での豊富な経験をもとに、多くの若い選手たちやチームに良い影響を与えていると言えるでしょう。

結論

海津英志はサッカーにおける多彩な経験を生かし、指導者として次世代の選手育成に力を注いでいます。その熱意と経験が、今後のサッカー界においてどのような影響を及ぼすのか、ますます注目が集まります。

もう一度検索