海老原まどか

海老原まどかのプロフィールとキャリア

基本情報

海老原まどか（えびはら まどか）は、1986年7月30日に東京都港区で生まれた、日本の女子プロボクサーであり、総合格闘家、ボディビルダーという多才な背景を持つ選手です。彼女の多岐にわたるスポーツキャリアは、困難を乗り越える力強さと不屈の精神を示しています。

学業とスポーツの始まり

彼女のスポーツへの道は、柔道から始まりました。ブログによると、まどかは約11年間柔道を続け、修徳高校を経て2009年に大学を卒業しました。この柔道の経験は、彼女の身体能力と精神的な強さを培う基盤となりました。大学卒業後、彼女はパラエストラ柏に入門し、総合格闘技の世界に足を踏み入れます。

プロデビューと総合格闘技の挑戦

総合格闘技デビューは、2006年6月のG-SHOOTO北沢タウンホール大会での砂山和歌子戦でした。この試合で彼女はプロとして初めてリングに立ち、その後も着実にキャリアを積んでいきます。2007年にはスマックガールのフライ級トーナメントに出場し、見事に準優勝を果たしました。この大会では、溝口麻美子やSACHIといった強豪に勝利を収める一方で、決勝戦では村浪真穂に惜しくも敗れました。

改名と新たな挑戦

2008年にはVALKYRIE 01に出場し、内藤晶子に対して大会唯一の一本勝ちを収めたことがきっかけとなり、リングネームを「♂ha@THE♀（アゲハ アット ティーエイチイー）」に改名しました。その後、2010年にはキックボクシングにも挑戦しますが、MITSUKIとの対戦ではKO負けを喫しました。この経験を経て、彼女はボディビルに転向しました。

ボディビルでの成功

ボディビルに専念してから、まどかは2013年の千葉県ボディビル選手権の「ミス健康美」部門で優勝を果たし、その才能を証明しました。この成功は、彼女のさらなる道を拓くきっかけとなりました。

プロボクサーへの転身

2016年、まどかはプロボクサーへの転身を決意し、ワタナベボクシングジムに所属します。プロテストに合格した後、リングネームをアゲハアンドロイドとし、同年12月に後楽園ホールで古澤香織との試合でプロボクサーデビューを果たしましたが、初戦は判定負けに終わりました。

挫折と再起

2018年7月には、四宮菊乃との対戦がありましたが、再び連敗を喫してしまいました。1ラウンドでの強烈なプレスを受け、2ラウンド目にはTKOとなる厳しい結果でした。このような険しい道のりにも関わらず、彼女は決して挫けず、スポーツへの情熱を貫いています。

結論

海老原まどかのキャリアは、挑戦と成長の連続です。柔道から始まり、総合格闘技、ボディビル、プロボクシングに至るまで、彼女は数多くのスポーツの世界で名を馳せています。彼女の努力と情熱は、今後の活躍にも期待を持たせるものです。

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