海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE

海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE

2012年1月21日、東映系で公開された『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』は、特撮ドラマ「スーパー戦隊シリーズ」の第35作目である『海賊戦隊ゴーカイジャー』と、宇宙刑事シリーズの代表作『宇宙刑事ギャバン』とのコラボレーション作品です。この映画は、スーパー戦隊シリーズ35周年、宇宙刑事シリーズ30周年を記念した特別な作品であり、ファンにとって見逃せないイベントとなりました。

概要

この映画は「スーパー戦隊祭」の第4弾として位置づけられており、過去の「スーパー戦隊祭」シリーズでは一般的な前年度と当年度の作品間でのクロスオーバーが行われてきましたが、本作は初めて宇宙刑事シリーズとの組み合わせとなりました。特に、これまでに共演していた作品との絡みを考慮し独自のストーリーが展開され、新戦隊『特命戦隊ゴーバスターズ』も登場することで、作品に新たな風を吹き込んでいます。

公開初日2日間の興行収入は1億6,075万円、観客動員は159,227人を達成し、映画観客動員ランキングでは初登場2位に輝きました。この数字は映画の人気を裏付けるものとなりました。

ストーリー

物語は、ゴーカイジャーがゴーカイガレオンで航行している途中、突然現れた巨大な宇宙船と、その上に立つ白銀の戦士、宇宙刑事ギャバンとの出会いから始まります。ギャバンの強大な力に圧倒されたゴーカイジャーたちは敗北し、捕らえられてしまいます。しかし、ギャバンはザンギャックの魔空監獄で、邪悪な計画を巡らす獄長アシュラーダに利用されていました。なんとか脱出したゴーカイジャーたちは、ギャバンを救うために再び魔空監獄へと乗り込むことになります。

登場人物

本作には多くのキャラクターが登場し、特に宇宙警察のギャバンは中心人物として活躍します。ギャバンを演じるのは大葉健二さんで、彼は過去に『宇宙刑事ギャバン』の役柄を演じた経験があります。また、ギャバンの上司である宇宙警察総裁ウィーバルは、ザンギャックによって悪用され、その正体はアシュラーダであることが物語の鍵となります。

他にも、過去のスーパー戦隊から曙四郎（バトルケニア）、青梅大五郎（デンジブルー）といった戦士たちが再登場し、一気に懐かしさを呼び起こします。

まとめ

『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』は、シリーズのファンにとって特別な意味を持つ作品であり、アクション、感動、そして懐かしさが融合したストーリー展開が魅力です。また、様々なキャラクターの絡みや、新戦隊の先行登場など、見所が満載の映画となっています。特撮ファンはもちろん、多くの人々にとって楽しめる作品であり、時代を超えたヒーローたちの共演は、特撮の新しい可能性を示唆しています。

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