海部山地

海部山地について

海部山地は、四国[[山地]]の東部に位置する山地であり、那賀川以南の地域に広がっています。この山地は、高知県との県境を形成しており、四ツ足峠から南下し、赤城尾山を経て西又山へと続きます。西又山からは東に向きを変え、甚吉森を通り、さらに東へと山並みが続いています。この間、高知県との境界をなしています。湯桶丸付近で山脈は分岐し、一方は県境沿いに南下し、貧田丸へと至ります。

主稜線はさらに東へと延び、金瀬、吉野丸、鰻轟山など、標高1,000mを超える山々が連なります。その後、阿南市の矢筈山や後世山を経て、高度を下げながら蒲生田岬へと続いています。この山地は、徳島県南部全体と密接な関わりを持ち、阿南市、海部郡、那賀郡といった地域をその範囲に含んでいます。

海部山地の最高峰は赤城尾山で、その標高は1,436mです。この山地には、1,000mを超える山が15座も存在します。しかし、平野部に近い玉厨子山、後世山、鈴ヶ峰などの一部の低山を除いては、信仰の対象となることも少なく、ハイキングや登山で利用されることもあまりありません。

主な山々

海部山地には、以下のような山々があります。

赤城尾山（あかぎおやま）：1,436mで、海部山地の最高峰。
西又山（にしまたやま）
甚吉森（じんきちもり）
湯桶丸（ゆとうまる）
貧田丸（ひんでまる）
金瀬（かなせ）
吉野丸（よしのまる）
鰻轟山（うなぎとどろきやま）
矢筈山（やはずやま）
後世山（ごせやま）
玉厨子山（たまづしやま）
鈴ヶ峰（すずがみね）

これらの山々は、それぞれが独特の景観を持ち、海部山地の自然を形成しています。

その他の情報

海部山地は、四国[[山地]]の一部であり、剣[[山地]]とも関連があります。豊かな自然に恵まれていますが、登山道が整備されていない場所も多く、訪れる際には十分な準備が必要です。

関連項目

四国[[山地]]
剣[[山地]]

もう一度検索