海鮮なぶら市場

海鮮なぶら市場について

海鮮なぶら市場は、静岡県御前崎市に位置する人気の観光スポットです。御前崎まちづくり株式会社によって運営され、新鮮な海の幸を求める人々で賑わっています。

なぶらとは

「なぶら」という言葉は、カツオの群れを意味する漁師言葉です。遠州弁と思われがちですが、東北から九州のカツオ漁が行われる地域で広く使われています。小さな企業でも集まって大きな夢を叶えるという意味を込めて名付けられました。「なむら」とも呼ばれ、「な」は「いさな（勇魚・鯨）」に由来します。

施設概要

市場内には、新鮮な魚介類や海産物の加工品を扱う「海遊館」と、食事を楽しめる「食遊館」があります。

海遊館: 地元で獲れたばかりの新鮮な魚介類が、市場価格よりも手頃な値段で販売されています。
食遊館: しらすを使った珍しいアイスクリームなど、地元の食材を活かしたメニューが楽しめます。

地域との関わり

かつて御前崎市には、町営の国民宿舎「おまえざき荘」や御前崎サンホテルがありましたが、相次いで廃業しました。観光地としての地盤沈下が懸念される中、海鮮なぶら市場は地域活性化の重要な役割を担っています。

沿革

海鮮なぶら市場は1997年4月にオープンしました。2015年8月には、御前崎港一帯がみなとオアシスに登録され、当施設は「みなとオアシス御前崎」を構成する施設の一つとなっています。

アクセス

バス: しずてつジャストライン浜岡営業所から御前崎海洋センター行きバスに乗車し、「港入口」バス停から徒歩約10分です。（1時間30分に1本運行）
車: 東名高速道路相良牧之原インターチェンジから約20kmです。