涙の誓い

アリスの「涙の誓い」は、1978年3月5日に東芝EMIからリリースされた12枚目のシングルです。この曲は、アリスにとって大きな転換期を示す作品となりました。

前作「冬の稲妻」でオリコンチャート初のトップ10入りを果たし、その勢いを駆って「涙の誓い」は最高位4位を記録。40万枚を超えるセールスを記録し、アリスの人気を不動のものとしました。

この曲の特徴的なサウンドは、芳野藤丸によるフェンダー・ストラトキャスターのハーフトーンによるリードギターです。繊細かつ印象的なギターの音色が、楽曲に深みと奥行きを与えています。

B面に収録されている「何処へ」は、シングルバージョンとして収録されており、アルバムバージョンとは異なるアレンジが施されています。特に、ドラムの音が無い点が特徴で、より静かで内省的な雰囲気を醸し出しています。このシングルバージョンは、アルバムとは違った魅力を楽しむことができます。

2020年10月28日には、MEG-CDで再発され、再び注目を集めました。

収録曲は以下の通りです。

SIDE 1
1. 涙の誓い（3分24秒）
- 作詞: 谷村新司
- 作曲: 谷村新司
- 編曲: 石川鷹彦

SIDE 2
1. 何処へ（3分50秒）
- 作詞: 谷村新司
- 作曲: 堀内孝雄
- 編曲: 青木望

「涙の誓い」は、1978年の音楽シーンを代表する一曲となり、アリスの代表曲の一つとして、今もなお多くの人に愛されています。

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