清水 (アルバム)

ミドリのミニアルバム「清水」は、2007年11月21日にソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズからリリースされました。この作品は、ミドリにとってメジャーデビュー作であり（アルバムとしては3作目）、CDとDVDのセットで発売されました。

DVDには、ライブ映像が収録されており、ミドリの熱狂的なライブパフォーマンスを体験することができます。収録曲は以下の通りです。

CD

1. 愛って悲しいね(宴会バージョン) (1:10)
2. 愛って悲しいね (2:53)
3. 犬、走る。 (2:56)
4. エゾシカ・ダンス!! (3:55)
5. ロマンティック夏モード (3:03)
6. グッバイ (2:38)

全曲の作詞は後藤まりこが担当し、作曲・編曲はミドリが行っています。

このアルバムには、制作に関するエピソードがあります。実は「清水」は2回録音されています。その理由について、後藤まりこはインタビューで「よう知らん人がおって、その人に口出しされるのが嫌やった」と語っています。そのため、一度はレコーディングしたものの、そのスタッフに抜けてもらい、もう一度録り直したとのことです。このエピソードからも、ミドリの音楽に対する強いこだわりが伺えます。

DVDには、以下のライブ映像が収録されています。

DVD

1. エゾシカ・ダンス!!
2. ロマンティック夏モード

「清水」は、ミドリの独特な世界観が凝縮された作品であり、その後の活動にも大きな影響を与えました。後藤まりこの強烈な歌詞と、激しくもどこか切ないメロディ、そしてライブでの圧倒的なパフォーマンスは、多くのファンを魅了し続けています。このアルバムは、ミドリの初期の代表作として、今もなお高く評価されています。

「愛って悲しいね」や「エゾシカ・ダンス!!」など、一度聴いたら忘れられない楽曲が満載で、ミドリの音楽性を堪能できる一枚です。特にライブ映像は、ミドリの魅力を最大限に引き出しており、ファン必見の内容となっています。

メジャーデビューという大きな転換期を迎えたミドリが、その勢いをそのままに表現した「清水」は、日本のロック史においても重要な作品と言えるでしょう。

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