清水清人

清水清人（しみず きよひと）

清水清人氏は、1979年6月24日に島根県大田市で生まれた元プロ野球選手です。現役時代は主に捕手としてプレーしました。

来歴

小学三年生の頃から野球を始め、地元の邇摩高等学校に進学しました。高校時代は野球部で活躍し、2年秋にはチームが中国地区大会でベスト8に進出する一員となりました。3年夏の大会では、チームの状況から投手としてマウンドに上がる場面もありましたが、初戦で敗退し、甲子園出場は叶いませんでした。しかし、打者としては高校通算で打率5割1分、40本塁打という驚異的な数字を記録し、その打撃センスが高く評価されていました。

高校卒業後、1997年のドラフト会議で中日ドラゴンズから8位指名を受け、プロ野球選手としてのキャリアをスタートさせました。

プロ野球時代

中日ドラゴンズでは、将来の正捕手候補として期待される若手選手の一人でした。本職である捕手に加え、一塁手としても出場機会を得ていました。最大の武器は、その長打力を秘めた打撃であり、二軍の試合ではしばしばクリーンアップ、特に4番打者を任されていました。特に2003年には、ファーム公式戦で62試合に出場し、打率.331、46安打という好成績をマークするなど、二軍では安定した活躍を見せました。

プロ在籍期間中、何度か一軍に昇格する機会はありましたが、レギュラー定着には至らず、一軍の舞台で十分に能力を発揮するチャンスを掴むことはできませんでした。

プロでの初出場・初先発は、2001年8月4日に明治神宮野球場で行われた対ヤクルトスワローズ戦で記録され、8番捕手としてスタメン出場しました。また、プロ初安打は、2001年8月24日、東京ドームでの対読売ジャイアンツ戦、5回表に相手投手の当時エースであった上原浩治氏からセンター前ヒットを放ちました。

2005年シーズンの終了後、球団から戦力外通告を受け、中日ドラゴンズを退団することとなりました。その後、福岡ソフトバンクホークスの入団テストを受けましたが、残念ながら合格には至りませんでした。

プロ野球選手としての背番号は、入団から2003年までは「65」、2004年と2005年は「60」を着用しました。

引退後の人生

プロ野球選手を引退した後は、故郷である島根県大田市に戻りました。現在は、実家が営んでいる家業を継ぎ、漁師として新たな生活を送っています。

捕手として、また強打者としてプロの世界に挑んだ経験を生かし、現在は海の上で故郷の産業を支える仕事に就いています。

プロフィール

生年月日: 1979年6月24日
出身地: 島根県大田市
ポジション: 捕手
経歴: 邇摩高等学校 - 中日ドラゴンズ
* 背番号: 65 (1998-2003), 60 (2004-2005)

（年度別打撃成績、守備成績、記録、関連項目、外部リンクについては、詳細情報の項目として存在するものの、具体的なデータは提供されていないため割愛します。）

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