清水秀人

清水 秀人（しみず ひでと）

清水秀人は1985年4月2日生まれの男性プロボクサーで、千葉県富津市を故郷としています。彼は木更津グリーンベイボクシングジムに所属し、県立君津商業高校を卒業後、ボクシングの道に進みました。

来歴

清水は2004年7月3日にプロボクサーとして初めてリングに上がりました。デビュー戦では、山田直毅選手に対してTKO勝利を収め、その後の試合でも活躍が期待されました。しかし、2戦目では判定で敗れるものの、3戦目にはKO勝ちを記録し、再び自信を取り戻します。4戦目では阿部展大選手に判定勝ちを収めましたが、2か月後の対戦では杉崎由夜選手にプロ初のKO負けを喫します。この試合は彼のキャリアにおける重要な試練となりました。

清水はその後の2005年11月13日に復帰戦を木更津・クラカタスポーツガーデンで行い、原之園隆太選手に対して判定勝ちを収め、徐々に勢いを取り戻します。2006年には東日本新人王トーナメント準々決勝で粟生竜太選手と対戦する予定でしたが、彼の棄権により準決勝進出が決定しました。

その同年11月3日、清水は東日本スーパーフェザー級新人王のタイトルを獲得します。さらに、12月17日の全日本新人王決定戦では金丸清隆選手と引き分けたものの、優勢点で勝利を収め、全日本スーパーフェザー級新人王に輝きました。この結果、清水は2006年12月にスーパーフェザー級でランキング10位になりましたが、その後、2007年2月までランキング外となりました。

2007年4月17日には岩下幸右選手と対戦し、僅差で判定負けを喫したものの、10月1日にはデビュー戦で対戦した山田直毅選手との再戦で2RTKO勝利を収め、復調を印象づけました。続いて、2008年3月3日には初の8回戦に挑戦し、島田浩明選手に対して最終ラウンドでTKO勝ちを収めました。

その後、清水は2008年8月16日に藤沢一成選手と対戦し、5R負傷判定で引き分けました。次の試合となる2009年1月28日には、OPBF東洋太平洋スーパーフェザー級9位・日本同級2位の選手と対戦し5RTKOで敗れました。この試合後、清水は急性硬膜下血腫により開頭手術と脾臓損傷に対する手術を受けることになりました。

この際、JBCルール第39条が適用される可能性もあり、引退勧告のリスクも抱えましたが、彼の挑戦と努力は評価されています。

戦績

プロボクシングにおける清水の戦績は、15試合中9勝（4KO）、4敗（2KO）、2分というものであり、数々の名勝負を繰り広げてきました。

獲得タイトル

• - 第63回東日本スーパーフェザー級新人王
• - 第53回全日本スーパーフェザー級新人王

清水秀人は、千葉県出身の情熱的なボクサーとして、特有のストーリーと共にボクシングの舞台で戦い続けている選手です。彼の旅路は多くのボクシングファンにとって、感動的なものとなっています。

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