渋沢葉

渋沢葉 (しぶさわ よう) について

渋沢葉は1988年11月11日、千葉県で生まれた日本の女性シンガーソングライターです。音楽に満ちた家庭で育った彼女は、幼少期から様々なジャンルの音楽に触れてきました。胎教にエリック・サティやブライアン・イーノを利用したことからも分かるように、音楽好きの両親に恵まれ、育成されました。特に60年代から70年代のロックの影響を強く受け、ビートルズやジミ・ヘンドリックス、レッド・ツェッペリン、ピンク・フロイドらの楽曲に心を奪われていきました。

彼女の音楽的な影響はその後、多様化していきました。ポーティスヘッドやマッシヴ・アタックといったトリップホップ、さらにレディオヘッドに見られるようなポスト・ロック、オルタナティヴ・ロックにも魅了され、これらのスタイルが彼女の音楽に色濃く反映されています。

5歳の時にはピアノを始めましたが、すぐにクラシック音楽よりもジャズやロックに興味を持ち、その後は音楽の道を模索し始めました。大学時代、オーディションを通じて音楽活動の可能性を感じたものの、同行した参加者がオリジナル曲で挑んでいる姿に刺激を受け、自分自身の音楽への取り組み方を見直すこととなりました。この経験をきっかけに、18歳で大学を中退し、作詞作曲に本格的に取り組むことを決意しました。

2012年には、TOKYO FMが主催する「閃光ライオット」に参加して最終選考に残り、世間の注目を集めました。同年6月にはビクターエンタテインメントから、プロデューサーに土屋昌巳やチバユウスケを迎えたミニアルバム「せきららら」でデビューし、11月には2作目のミニアルバム「花はここに咲いています」をリリース。また、同年12月には東京の代官山UNITで彼女の初のワンマンライブを開催し、音楽シーンでの存在感を一層強めました。年末には「COUNTDOWN JAPAN 12/13」に出演するなど、急速に注目を集めるアーティストとなりました。

渋沢葉はその独自の音楽スタイルを確立しており、影響を受けたアーティストにはジミ・ヘンドリックスやレッド・ツェッペリン、ピンク・フロイドなどが挙げられます。彼女のバックバンドには、菅原潤子（ギター）、三浦淳悟（ベース）、菊地英二（ドラム）の実力派が揃い、共に多彩なパフォーマンスを繰り広げています。

出演イベント

- 2012年05月16日 - LIVE SUPERNOVA
- 2012年09月02日 - SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2012
- 2012年10月14日 - MINAMI WHEEL 2012
- 2012年10月27日 - 夢チカLIVE VOL.81
- 2012年12月31日 - COUNTDOWN JAPAN 12/13
- 2013年02月10日 - 閃光ライオット 感謝祭!!第2弾
- 2015年03月18日 - 花の色は 移りにけりな いたづらに
- 2015年04月16日 - KONO YORU NI

渋沢葉は、これからの音楽シーンにおいても引き続き目が離せない存在であり、彼女の楽曲からはこれまでにない新しい魅力が感じられます。音楽の流れや時代に敏感な彼女は、今後の活動にも期待が寄せられています。

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