渋谷修

渋谷 修（しぶたに おさむ）について

渋谷 修は1950年7月1日生まれの日本の政治家で、青森県出身です。彼は元衆議院議員として2期にわたり活動していました。彼の政治家としての道のりは、数々の政党を経て形成されました。

学歴と初期の経歴

青森県立五所川原高等学校を卒業後、東海大学工学部航空宇宙学科に進学しましたが、途中で中退。その後、中小企業に関する様々な役員職を歴任し、経験を積んだのち、1990年に日本社会党から衆議院議員に初当選しました。

政治活動の展開

彼の政治活動には、多くの重要な転機がありました。社会党時代には「ニューウェーブの会」に所属していましたが、1992年12月には衆議院定数是正をめぐる「9増10減」案の採決において、唯一賛成票を投じました。この行動が原因で、1993年5月に社会党を除名されることになります。

その後、彼は新たに「板橋民主党」を結成しましたが、同年の7月に行われた衆議院総選挙では落選。その後、1994年1月に新党さきがけに合流し、政治的な活動を続けました。1996年には旧民主党を結成し、その活動の一環として同年7月に行われた衆議院総選挙にも出馬したものの、再び落選してしまいます。

その後の1999年には、山花貞夫の死去に伴い繰り上げ当選を果たし、これが彼の2期目となりました。しかし、その後の衆議院選挙で再度落選し、2003年には選挙区を青森4区に移しましたが、ここでも落選を経験しました。

比較的波乱に富む政治キャリアの中で、彼は様々な経験を積み重ねてきました。

現在の活動

落選を重ねた後、渋谷修は政治の第一線からは退くことになりましたが、板橋区に戻り、保険コンサルタントとして自営を始めました。この新たな活動は、彼の長年の経験を活かす機会となっています。

著書

渋谷修は政治家としての経験を元に、数冊の著書も執筆しています。1994年に出版した『議会の時代』や、1989年の『中小企業の挑戦』があり、さらには2015年の『一歩』や『一億円残せる！マンション管理』といった実務書も手がけています。これらの著作を通じて、彼の見解やビジョンが広く知られることとなりました。

彼の政治活動における信念や視点は、今日に至るまで日本の政治や経済の発展に影響を与える一助となっており、その影響は今なお感じられます。

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