渋谷DEどーも

渋谷DEどーもとは

渋谷DEどーもは、2005年から2017年にかけて東京・渋谷のNHK放送センターで行われた参加型イベントです。これは『NHK春のふれあい広場』の流れを汲み、家族連れが楽しむことを目的に、毎年大型連休の後半、5月の初めに行われていました。イベントは例年5月3日から5月5日までの3日間、時には5月6日まで延長されることもありました。

開催の目的と内容

このイベントのテーマは『NHKを楽しんでいただく』であり、訪れる人々にさまざまな体験を提供しました。入場は基本的に無料で、特定のプログラムには先着順や整理券が必要となる場合がありました。会場では地上デジタル放送の体験コーナーやNHKの人気番組をテーマにした特設ブースが設けられていました。また、屋外エリアでは、子ども向けの遊び場やゲームコーナーも用意され、多くの家族に賑わいをもたらしました。

毎日、NHKの公開生放送や収録も行われ、訪問者は実際にテレビ番組制作の様子を体験することができました。さらに、屋外イベントは悪天候時には中止や会場変更になることもありましたが、これも一つの楽しみとなっていました。

開催のハイライト

渋谷DEどーもでは、特に子どもたちの参加が多く、さまざまなアトラクションが用意されていました。屋内会場では、NHK放送センターの正面ロビーやスタジオパークが開放され、デジタルコンテンツを体験できるコーナーや、キャラクターのライブイベントが行われました。屋外ステージでは、NHKキャラクターのショーなども行われ、訪問者を楽しませました。

また、FIFAワールドカップの開催年には、サッカー関連の特別イベントやトークショーも増え、スポーツファンにとっても見逃せない内容となっていました。

交通アクセスと開催の終焉

渋谷に位置するため、多くの人々がアクセスしやすいイベントでした。最寄りの渋谷駅から徒歩で12分の距離にあり、公共交通機関を利用することで、スムーズに来場できたことも参加者には好評でした。

しかし2018年以降、渋谷DEどーもは開催されなくなりました。その理由は公表されていないものの、近年のイベント参加者の減少や、社会状況の変化が影響したことが推測されています。渋谷DEどーもは、多くの参加者に愛されたイベントであり、その存在が無くなったことは残念に思う人々も多かったことでしょう。今後、NHKがどのような新しい企画を立ち上げるのか、期待が寄せられています。

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