渋谷TAKE OFF 7

渋谷TAKE OFF 7の歴史と魅力

東京都渋谷区に位置するライブハウス「渋谷TAKE OFF 7」は、1980年にその幕を開けました。運営を担うのは株式会社KOXラジオ。「TAKE OFF 7」という名称は、開業当初の所在地が7階であったことに由来し、アーティストたちがここから羽ばたくことを願っています。

開業からの移転の歴史

このライブハウスは、初めての開業から数度の移転を経て、現在のアソルティ渋谷ビル地下1階に位置しています。具体的には、1980年10月に渋谷PARCOの7階で産声を上げ、1984年12月に公園通りビルの6階、さらに1988年6月にはスタジオパルコ（現在のトウセン宇田川ビル）の5階へと移転。その後1995年9月には3階に再度移り、2009年11月に現地へ移転しました。

多くの伝説的アーティストが踏み入れた場所

渋谷TAKE OFF 7は、その広く知られる歴史の中で、多くの著名アーティストがこの場でパフォーマンスを行っています。特に、BOØWYやプリンセス プリンセス、石川よしひろ、さらには所ジョージなどが関与したことが知られています。このライブハウスの評価をさらに高めたのが、DREAMS COME TRUEです。中村正人はここを「ドリカム発祥の地」と語り、特に思い入れの強い場所として知られています。実際に、同グループのCM撮影では、渋谷TAKE OFF 7を忠実に再現したこともあるほどです。

同様に、LINDBERGもこのライブハウスを「出発の地」と称し、2002年8月には彼らの解散ライブをここで行いました。このように、歴史的な背景を持つ場所でのパフォーマンスは、アーティストたちにとって特別な意味を持っています。

現在の立地と収容能力

渋谷TAKE OFF 7は、現在東京都渋谷区宇田川町32-12アソルティ渋谷の地下1階に位置し、最寄り駅は渋谷駅です。様々な公共交通機関が利用できるため、アクセスも良好です。

収容人数はスタンディングで約200人、椅子席では60～100人ほど収容できるスペースがあります。このため、アーティストと観客が近い距離で音楽を楽しむことができ、ライブの臨場感を味わえる空間が提供されています。

おわりに

渋谷TAKE OFF 7は、その名にふさわしい多くのアーティストの出発点となり、今でも多くの音楽ファンに愛されています。ライブが行われるたびに、ここから新たな音楽の旅が始まるのです。アーティストの歴史とともに、今後も渋谷TAKE OFF 7の活躍を期待したいものです。

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