渡辺宜嗣

渡辺 宜嗣（わたなべ のりつぐ）

基本情報
生年月日: 1954年12月19日
出身地: 愛知県名古屋市
職業: フリーアナウンサー
元テレビ朝日エグゼクティブアナウンサー

来歴

渡辺宜嗣は名古屋市で生まれ育ち、建具屋を営む家族のもとで育ちました。愛知県立熱田高等学校を卒業し、その後明治大学の商学部に進学しました。彼は、高校時代に聞いたラジオ番組の影響でアナウンサーを目指すようになり、大学では放送研究会に参加、さらに東京アナウンスアカデミーで専門的な技術を磨きました。

職務経歴

1977年にテレビ朝日に入社し、すぐに『大相撲ダイジェスト』に出演しました。渡辺氏の初期のキャリアでは、スポーツ実況や『エキサイトボクシング』など多様な番組に携わりました。1980年代から1990年代には、『トゥナイト』や『モーニングショー』などのワイドショー番組でのリポーターや司会を務め、印象的な存在感を示しました。

特に、『ニュースステーション』のリポーター役としての業務において、彼は視聴者に深く認識され、2002年からは『スーパーモーニング』の司会も担当しました。2014年には60歳で定年退職し、その後も嘱託契約として、『スーパーJチャンネル』や『朝まで生テレビ!』に出演し続けました。

パーソナルデータ

ドラゴンズファンとして有名な渡辺は、中日ドラゴンズのキャンプ取材を年に一度行っており、コーナーの終わりには『燃えよドラゴンズ!』を歌うことが習慣となっています。また、大学時代の先輩である星野仙一との親交も知られています。

彼のキャリアでは、特にニュース番組やワイドショーにおいてメインキャスターとしての役割が光りましたが、定時ニュース番組にはあまり関わっていません。1999年には2000年問題関連の特設ニュースを担当し、2001年のアメリカ同時多発テロ事件後には、特別番組のリポーターとして深夜のニュースを取り仕切りました。

映画・特撮作品

渡辺はまた、声優としても活動しており、『ドラえもん』の映画シリーズにアナウンサー役で数回出演しています。そのほかにも、特撮作品に関与した経験もあります。映画『男たちの大和/YAMATO|男たちの大和_YAMATO』ではナレーターとしての役割を果たしました。

現在の活動

2020年には『スーパーJチャンネル』のメインキャスターを勇退し、現在はコメンテーターとして活動しています。彼は長年にわたって多くの視聴者に親しまれる存在であり続けています。2024年からは『朝まで生テレビ!』の放送権がBS朝日に移行されますが、彼自身の出演については未定です。渡辺の熟練したアナウンス技術とその独特なキャラクターは、今後も多くの人々に影響を与えることでしょう。

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