渡邊翔太

渡邊翔太選手は、1993年6月26日生まれ、兵庫県神戸市出身のプロバスケットボール選手です。B.LEAGUEの神戸ストークスに所属し、ポジションはポイントガードを務めています。

幼少期から頭角を現す

渡邊選手がバスケットボールを始めたのは小学校3年生の時。小学校5年生で早くも県大会に出場し、6年生では主将としてチームを牽引しました。中学校に進学後もその才能は開花し、1年生から主力選手として活躍。2年時の新人戦では主将として県大会に出場し、選抜メンバーにも選ばれました。3年生の時には県大会準優勝、近畿大会出場という輝かしい成績を収めています。

関西学院での活躍

関西学院高等部に推薦入学後も、1年生からレギュラーとしてコートに立ちました。3年生時には主将を務め、チームをまとめました。また、3年間国体メンバーに選出され、主将も任されています。大学は関西学院大学に進学。1年生からスターティングメンバーとして活躍し、3ポイント王にも輝きました。2年時には春のトーナメントで準優勝。3年時にはインカレに出場。4年時には主将としてチームを牽引しました。

プロの世界へ

2015年、渡邊選手はNBDLのアースフレンズ東京Zにアーリーエントリーで加入し、プロのキャリアをスタートさせました。B.LEAGUEが開幕した翌年も引き続き同チームに所属。2017年オフには、B1へ昇格したばかりの島根スサノオマジックに移籍し、新天地での活躍を目指します。このシーズン中にB.LEAGUE通算1000得点を達成しました。その後、三遠ネオフェニックス、信州ブレイブウォリアーズでそれぞれ1年プレーし、経験を積みました。

地元・兵庫へ

2020年オフ、渡邊選手は地元の兵庫県をホームタウンとする西宮ストークスへ移籍。3年目の契約を結び、自身最長在籍クラブとなりました。西宮では松崎賢人選手の控えPGとして多くの試合に出場し、森山知広体制下では綱井勇介選手と共に正PGとして起用されました。

渡邊選手は、卓越したパスセンスとシュート力を持ち合わせ、ゲームをコントロールする能力に長けています。冷静な判断力とリーダーシップでチームを勝利に導く、頼れるポイントガードです。今後の活躍が期待されます。

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