湖東厚生病院

湖東厚生病院について

秋田県厚生農業協同組合連合会 湖東厚生病院（ことうこうせいびょういん）は、秋田県南秋田郡八郎潟町に位置する病院です。JA秋田厚生連によって運営されており、地域医療において重要な役割を担っています。

概要

湖東厚生病院は、秋田市周辺を二次医療圏としていますが、実際の主な医療圏は、病院の立地から八郎潟東部の湖東地域（南秋田郡八郎潟町、五城目町、井川町）、大潟村、山本郡三種町の一部、潟上市北東部（旧飯田川町周辺）などです。

2010年、前身の湖東総合病院は深刻な医師不足により救急告示病院の指定を解除されました。同時に施設の老朽化も問題となり、2012年には秋田県の支援を受けて病院再建が決定しました。新病院は湖東総合病院に隣接する場所に建設され、医師の確保には秋田大学医学部附属病院や秋田組合総合病院（現・秋田厚生医療センター）が協力しました。2014年5月、湖東厚生病院として診療を再開しています。旧病院の跡地の一部は、秋田県道15号秋田八郎潟線の道路改良のために転用されました。

沿革

湖東厚生病院の歴史は、1933年に有限会社五城目医療購買利用組合が発足したことに始まります。当初は、五城目町の民家を無償提供を受けて診療所を開設しました。その後、1937年に湖東病院と改称し、湖東部医療販売購買利用組合連合会に改組されました。1940年には火災で全焼しましたが、1941年に再建されました。1948年、秋田県厚生農業協同組合連合会に移管され、この日を病院の開設日としています。1960年には八郎潟診療所を開設し、1964年には分院に昇格しました。1968年には分院を統合し、八郎潟町川崎に新築移転しました。1974年には湖東総合病院と改称しましたが、2010年には救急告示病院の指定を解除されました。2014年4月、現在地に移転し、同年5月に湖東厚生病院として再スタートしました。

医療機関の指定等

湖東厚生病院は、以下の医療機関の指定を受けています。

保険医療機関
労災指定医療機関
臨床研修指定病院
指定自立支援医療機関（育成・更生医療、精神通院医療）
身体障害者福祉法指定医の配置されている医療機関
生活保護法指定医療機関
結核指定医療機関
指定養育医療機関
在宅療養支援病院
原子爆弾被害者一般疾病医療取扱医療機関

認定専門医人数

湖東厚生病院には、以下の専門医が勤務しています（あきた医療情報ネットワークによる）。

整形外科専門医：2人
眼科専門医：1人
リウマチ専門医：1人
総合内科専門医：1人
リハビリテーション科専門医：1人

病院内施設

院内には、以下の施設があります。

売店（ローソン 湖東厚生病院）：夜間は閉店
あきた湖東農業協同組合（JAあきた湖東）五城目支所湖東厚生病院出張所（店舗外ATM）

交通アクセス

鉄道

JR八郎潟駅下車、徒歩20分
JR八郎潟駅下車、路線バス9分

バス

湖東厚生病院バス停
井川町町内巡回バス「さくら号」「ゆうゆう号」
南秋地域広域マイタウンバス

車

秋田自動車道 五城目八郎潟ICから秋田県道15号秋田八郎潟線 五城目町方面へ900m

駐車場

一般：88台（無料）

脚注

注釈

出典

外部リンク

* 湖東厚生病院

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