湘南工科大学附属高等学校

湘南工科大学附属高等学校

湘南工科大学附属高等学校（しょうなんこうかだいがくふぞくこうとうがっこう）は、神奈川県藤沢市辻堂西海岸一丁目に位置する私立高校です。母体である湘南工科大学の附属校であり、学校の略称として「湘工」（しょうこう）や「湘工大」という呼称も使用されています。

学校の概要

かつて工業高校として開校した本校は、現在普通科のみを設置しており、学生は以下の5コースに分かれています。これらのコースは、進学アドバンスコースセレクトクラス（SC科）、進学アドバンスコース（FA科）、進学スタンダードコース（FS科）、技術コース（E科）及び体育コース（T科）です。特に体育コースは、他のコースに比べて運動部活動が活発で、オリンピック選手なども卒業生に多数輩出しています。

体育コースには、推薦入試制度により中学校時代に優秀な成績を収めた生徒が入学することができます。このコースには、男子水泳部、女子水泳部、卓球部、テニス部などのさまざまな競技があり、特に水泳部は全国総体での優秀な成績を有しています。卓球部は県総体での優勝経歴があり、テニス部も全国での優勝経験を持っています。0600

今年度以降は、学業面にも力を入れ、進学意欲の高い生徒向けには進学アドバンスコースセレクトクラスや技術コースも新設されるなど、カリキュラムも見直されています。

学校の沿革

湘南工科大学附属高等学校は、1961年に相模工業高等学校として設立され、機械科および電子科の2コースからスタートしました。その後、時代とともに様々な科が増え、1977年には男女共学に移行。1990年には現在の名称に改称され、学校のシンボルとなる校章も変更されました。

その後も進学・特進コースのカリキュラム変更や、海外語学研修などのプログラムを導入し、生徒の国際性を促進しています。近年では、更に新しい取り組みとして特進コースが廃止され、進学スタンダードコースが新たに設けられました。

アクセス

学校へのアクセスは、JR東海道本線の辻堂駅から徒歩約15分、またはバスで「辻03」系統を利用し高砂小学校前で下車するルートがあります。藤沢駅からもバスを利用することができ、便利な立地となっています。

出身著名人

湘南工科大学附属高等学校は、体育の分野だけでなく、音楽や芸術、スポーツなど多方面で活躍する卒業生も多く輩出しています。サッカー選手の奥寺康彦や、元プロテニス選手の杉山愛、競泳選手の中村礼子など、著名なスポーツ選手が数多く名を連ねています。また、漫画家や音楽家など異なる分野の才能も輩出し、幅広い人材を育成していることで知られています。

湘南工科大学附属高等学校は、教育の質を高めながら、進化を遂げている学校です。多様なコース設定や活動を通じて、生徒たちの可能性を最大限に引き出すことを目指しています。

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