源石和輝! 抽斗!

源石和輝! 抽斗!

『源石和輝! 抽斗!』は、2020年9月28日から2023年にかけて東海ラジオで放送されていた人気のワイド番組です。毎週月曜日から金曜日の午後3時から5時までの放送時間で、メインパーソナリティは東海ラジオのアナウンサーである源石和輝が担当しています。

この番組は2020年の秋の番組改編に際して、新しい夕方のワイドプログラムとして立ち上げられました。それ以前は、『山浦ひさし!イチヂカラ!』や『ドラゴンズステーション』という番組が放送されていましたが、それらから放送枠を再編し、多様な情報を視聴者に届けることを目的としています。放送内容はニュース、エンターテインメント、カルチャーなど幅広いテーマを扱い、リスナーに豊かな情報を提供しています。

主な出演者と代演

メインパーソナリティの源石は、『源石和輝 ひるカフェ』からの移行で、毎日様々な話題をリスナーに届けていました。しかし、2021年の5月には新型コロナウイルスの影響で休演することがあり、その際には他のアナウンサーが代演を務めました。例えば、村上和宏や山崎聡子、井田勝也などが一時期代わりに出演し、放送を支えていました。

コーナー紹介

番組内には多彩なコーナーが設けられており、放送毎にリスナーに様々な楽しみを提供していました。特に『ドラの抽斗!』では中日ドラゴンズに関する情報を提供し、解説者の参加によって選手や試合についての深い話も聞くことができました。その他にも、『ニュースの抽斗!』や『おしゃべりの抽斗!』、さらにはリスナー参加型の『みんなの抽斗!』など、多くのコーナーが展開され、毎日の放送に楽しさを提供していました。

また、『知の抽斗!』ではリスナーからの質問に専門家の意見を取り入れながら答え、『声の抽斗!』という子どもリスナー向けのコーナーもあり、世代を超えたコミュニケーションの場となっていました。さらに、毎週金曜日には名古屋のエンタメ情報を伝える「名古屋エンタメの抽斗!」というコーナーも設けられ、名古屋のカルチャーを盛り上げる役割を果たしました。

中継とリポート

番組には街中からの中継コーナーも含まれ、町田こーすけやなかしなどの中継リポーターが登場し、リスナーにリアルタイムの情報を届けていました。特に新型コロナウイルス感染症の影響を受けた際は、リモートでの出演に切り替えられることもありました。また、消防局からのお知らせや県警インフォメーションなども定期的に放送され、地域貢献にも力を入れていました。

受賞歴

2021年には特別番組『源石和輝！抽斗！特番 東日本大震災から10年 防災の抽斗！』が日本民間放送連盟賞の中部・北陸地区審査会でラジオ生ワイド部門1位を獲得し、評価される番組となりました。その評価は後の中央審査会でも優秀賞として認められました。

『源石和輝! 抽斗!』は、地域の情報を発信し続ける魅力的な番組として多くのリスナーに愛されました。多様な情報発信やリスナー参加型の楽しさは、今後も多くの人々に影響を与え続けるでしょう。

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