滋賀県立甲西高等学校

滋賀県立甲西高等学校



概要


滋賀県立甲西高等学校は、滋賀県湖南市針にある公立の高等学校です。この学校は、学業だけでなく部活動にも力を入れ、充実した学生生活を提供しています。

設置学科


  • - 普通科

沿革


この学校は、1983年4月に開校し、1985年には第67回全国高等学校野球選手権大会で甲子園に初出場を果たしました。この試合では、佐々木主浩選手などが在籍する東北高校にサヨナラ勝ちを収め、準決勝ではKKコンビのPL学園に敗れましたが、学校としての名を広めるきっかけとなりました。

部活動


甲西高校は文武両道をモットーにしており、多様な部活動が盛況です。特に剣道、テニス、弓道は強豪として知られ、全国大会にも出場しています。例えば、弓道と山岳部は2008年の大分国体に参加し、その年の全国選抜大会では弓道団体が全国3位という素晴らしい成績を収めました。

また、吹奏楽部は毎年定期演奏会を開き、2000人以上の来客を集めるほどの人気があります。部員たちのモットー“響け心”は、ポロシャツにもデザインされていて、それを身に着けたい中学生が甲西高校を選ぶこともしばしばです。

運動部


主な運動部には以下があります。
  • - 野球部
  • - サッカー部
  • - 新体操部(2019年度には存在しない)
  • - 弓道部
  • - 陸上部
  • - 山岳部
  • - バスケットボール部
  • - テニス部
  • - ソフトボール部
  • - バレーボール部
  • - 卓球部
  • - 剣道部(2019年度で廃部)

文化部


文化部も活発で、以下のような部が存在します。
  • - 吹奏楽部
  • - 科学部(2019年度で廃部)
  • - 新聞部
  • - 生徒会執行部
  • - 茶華道部(茶道部と合同)
  • - 書道部
  • - ボランティア部(2019年度には存在しない)
  • - 演劇部

交通アクセス


最寄りのアクセスはJR草津線の甲西駅から徒歩約15分で、バス停からも近く、徒歩1分ほどで到着します。

阿星祭


阿星祭は甲西高校の学園祭で、近隣の阿星山にちなんで名付けられました。この祭りは2008年まで9月上旬に行われていましたが、2009年からは体育祭と同時に7月上旬に実施されています。学園祭の準備期間は、祭りが開催される2週間前から授業が行われないため、準備に専念できる環境が整えられています。

文化の部と体育の部があり、文化の部では1年生の合唱コンクールや2年生のステージ発表、さらに3年生が行うステージ発表が組まれています。また、自由時間には教室展示や模擬店が行われますが、一般公開は原則として行われません。

著名な卒業生



甲西高校は学業の成長だけでなく、スポーツや文化活動を通じて多様な才能を育む教育機関として、地域に根ざした学校を目指しています。

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