漫画コント55号

『漫画コント55号』は、漫画家・榎本有也によって描かれた日本の漫画作品です。1968年から1970年にかけて、『少年ジャンプ』（集英社）および『別冊少年ジャンプ』（集英社）で連載されました。

この漫画は、当時人気絶頂だったお笑いコンビ・コント55号を題材としており、萩本欽一と坂上二郎の二人が、漫画の世界でその独特な個性を発揮し、様々な騒動を繰り広げる様子が描かれています。

連載は、『少年ジャンプ』がまだ月刊誌だった1968年8号から始まりました。その後、1969年20号で同誌が『週刊少年ジャンプ』に改名された後も連載は継続され、1970年30号まで掲載されました。また、並行して『別冊少年ジャンプ』でも1970年1月号（創刊号）から同年6月号まで連載されました。

作中には、コント55号の二人がコミカルにデフォルメされて登場し、彼らの持ち味である掛け合いや、身体を使ったギャグなどが、漫画ならではの表現で描かれています。読者は、コント55号の舞台とはまた違った、漫画ならではの二人の魅力を楽しむことができます。

登場人物は以下の通りです。

萩本欽一
坂上二郎


この漫画は、当時の少年たちに大人気を博し、コント55号の人気をさらに高める一助となったと言えるでしょう。




『漫画コント55号』は、ジャンプコミックスとして単行本化され、1970年6月30日に初版が発行されました。しかし、この単行本にはISBNコードは付与されていません。



なお、榎本有也は、この作品の後、同じく『少年ジャンプ』で、人気お笑いグループ「ザ・ドリフターズ」を題材にした『漫画ドリフターズ』を連載しています。この作品は、『漫画コント55号』の後継作とも言えるでしょう。また、少年画報社からは、ヨシダ忠によってコント55号を題材にした漫画『コント55号のなんでも大作戦』も連載されており、当時のコント55号の人気ぶりを伺い知ることができます。

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