潤花

潤花（じゅん はな）

潤花は、1997年9月19日生まれの日本の女優であり、元宝塚歌劇団宙組のトップ娘役です。彼女は北海道旭川市出身で、旭川藤女子高等学校を卒業後、2014年に宝塚音楽学校に入学しました。入団時の成績は32番で、2016年には宝塚歌劇団の102期生として加入します。初舞台は星組の公演「こうもり／THE ENTERTAINER!」で、そこから彼女の輝かしいキャリアが始まります。

潤花はその後、雪組に配属され、彼女の独特な魅力とダンスパフォーマンスで瞬く間に注目を浴びました。特に、2017年には「ひかりふる路」で新人公演初のヒロインを務め、その後も3度の新人公演ヒロインを経験しました。2019年には「PR×PRince」でバウホール公演初ヒロインを務めたほか、同年には「ハリウッド・ゴシップ」で東上公演初ヒロインとしても活躍しました。

2020年には「炎のボレロ」でヒロインを演じる予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で公演形態が変更され、梅田芸術劇場での公演に限定されました。その翌日、彼女は宙組に組替えとなります。2021年の2月22日には、宙組トップ娘役に就任し、真風涼帆とともに「シャーロック・ホームズ／Délicieux!」で新トップコンビのお披露目を行いました。

2023年6月11日には「カジノ・ロワイヤル」の東京公演千秋楽をもって宝塚歌劇団を退団し、同時に真風涼帆も退団しました。彼女の宝塚歌劇団での活動は非常に充実しており、大劇場主演を4作品、入団7年目での早期退団となりました。

退団後は、2023年7月よりアミューズに所属し、女優業を本格的に再開します。潤花は、幼い頃から身体を動かすことが好きで、中学2年生の時にクラシックバレエを始めました。宝塚観劇を通じて「宝塚の舞台に立ちたい」と強く決意し、音楽学校には1回目の受験で合格するという素晴らしい成績を収めました。

潤花という名前は、自身が響きを気に入っている「潤」と、本名に由来する「花」から考えられたものです。また、彼女の特技の一つにローラのものまねがあります。

主な舞台経歴

宝塚歌劇団時代には、数々の舞台で主役やヒロインを務めました。特に、雪組時代の「ファントム」でメグ役を演じたことや、宙組時代に行った多数の公演が彼女の名声を高めました。2021年にトップ娘役となってからは、さらなる活躍を見せ、トップお披露目公演や全国ツアーでも多くの観客を魅了しました。

添えられたイベントや特別公演も多数あり、ファンとの交流を大切にいたしました。退団後も、テレビドラマや舞台での活躍が期待されており、2023年からは『相棒season22』や『ナースが婚活』などに出演予定です。

受賞歴

潤花は、彼女の舞台での活躍により、いくつかの賞も受賞しています。2019年には『阪急すみれ会パンジー賞』の新人賞、2020年には宝塚歌劇団年度賞の新人賞、2022年には優秀賞を受賞しています。

潤花は、今後の活動にも注目が集まっている若手女優であり、宝塚で培った経験を活かして、さらなる飛躍が期待されています。

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