潮崎豪

潮崎豪（しおざき ごう）

潮崎豪は1982年1月21日に熊本県熊本市に生まれた日本のプロレスラーで、現在はプロレスリング・ノアに所属しています。血液型はAB型で、東海大学第二高等学校（現：東海大学付属熊本星翔高等学校）を卒業しました。彼は、数々の試合で優れた実力を発揮し、プロレス界で確固たる地位を築いています。

幼少期と学生時代

潮崎は兄と姉がいる3人兄弟の末っ子として育ち、幼い頃から兄の影響でプロレスに魅了され、特に全日本プロレスに夢中になりました。小学3年生から少年野球を始め、キャッチャーとして地区大会での優勝を経験するなど、活躍しました。その後は熊本市立西原中学校でバスケットボール部に所属し、キャプテンも務めました。高校ではバスケットボールを続け、熊本県のベスト4に導くなど、多才な一面を見せています。

プロレスキャリアの始まり

高校卒業後は警察官を目指すも失敗し、その後フリーターとして生活を送っていた潮崎は、ある日プロレスリング・ノアの創業者、三沢光晴の言葉に触発され、自身もプロレスラーになることを決意しました。2003年に開催された「プロレスリング・ノア第2回新人公開オーディション」で合格し、21歳で入門しました。

デビューと初期の成功

2004年、潮崎はプロレスデビューを果たし、彼の初戦はバトルロイヤル形式で行われました。以降、数々の試合をこなしながら、自身の技術を高めていきます。特に、尊敬している小橋建太の付き人として経験を積み、自身のスタイルを確立する助けとなりました。

GHCヘビー級王座への挑戦

潮崎は2007年から2008年にかけて、GHCタッグ選手権やシングル・タイトルへの挑戦を重ねました。2009年にはGHCヘビー級王者として輝かしさを増し、数回にわたる防衛戦も経験しました。この時期、彼のキャリアは急成長を遂げ、ノアのスター選手として、多くのファンから支持を受けました。

顕著な成績と技術的スタイル

潮崎は「豪腕ラリアット」や「ゴー・フラッシャー」といった独自のフィニッシュホールドを駆使し、多くの試合で勝利を収めています。彼は、技を繰り出す際のスタイルや迫力でも知られ、特に小橋から影響を受けた技が多く見られます。潮崎のラリアットは、非常に力強く観客の間でも話題になることが多いです。

ユニット活動

潮崎はノアや全日本プロレスなど多くの団体でさまざまなユニットに加わり、仲間たちと共に戦ってきました。「潮崎軍」や「S・A・T」など、多くのファンから愛されるユニットでの活動も彼のキャリアに重要な要素となっています。

結婚と趣味

プライベートでは、実生活での人柄が評価されており「お行儀が良い」との意見が多いです。彼の趣味には、フィギュア収集やカードゲームがあり、特に仮面ライダーシリーズに対する愛着が強いです。

潮崎豪は、情熱を持って日本のプロレス界に身を捧げ、多くのファンに感動を与え続けています。

もう一度検索